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西洋中世奇譚集成魔術師マーリン 講談社学術文庫

ロベール.ド・ボロン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062923040
ISBN 10 : 4062923041
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

悪魔と処女の間に誕生した魔術師マーリン。その予言と不思議な力で、ブリテンの王族三代を導き、伝説のアーサー王を戴冠まで導いた。

【著者紹介】
ロベール.ド・ボロン : 12世紀後半〜13世紀前半のフランスの作家。『聖杯伝説の物語』『メルラン(マーリン)』を著した。聖杯伝説とキリスト教を結びつけたことで知られる

横山安由美 : 1964年生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いとう・しんご

    古典を読もう!シリーズ。中世の騎士道が非常に暴力的である点では武士道と共通しているなぁ、とか、キリスト教的な倫理観が実はギリシャ・ローマ的な価値観を帯びながら成長してるなぁ、とか感じたのです。

  • 遊未

    マーリン誕生のいきさつや親族のこと、代々の王に助言を与え、アーサー王登場で終わります。悪魔より過去を知る力、神より未来を知る力を与えられた存在。物語が進むほどキリスト教色が強くなり、マーリンの権威も高まる。全ては神の思し召しでしょうが、度続く家族の不幸、夢魔によりマーリンを妊娠したお母様、助ける司祭ブレーズ、その心の強さに引かれました。

  • rinakko

    再読。ケルト祭り5冊目。12世紀前半の古仏語作品で、ラテン語史書に断片的に登場していたマーリンのことが、通時的に纏め描かれている。マーリンの誕生(父親は夢魔)からその神童時代、アーサー王の前に既に2代の王に指南役として仕えていた経緯、そしてアーサー王の戴冠までの長い導きを果たすに至るまで。誰もが “マーリン以上の賢者はこの世にいない” と崇め称賛した予言者マーリンの最盛期を知ることが出来るし、物語として面白い。

  • Sleipnirie

    聖杯とか王様とか円卓とかアーサー王とかキリスト教を混ぜて最強賢者の魔法使いマーリンを主人公にした物語。幼少時からマーリンの無双ぶりがすごい。歴代王が絶大な信頼を寄せるまでになる。本小説のアーサー王誕生の秘密を知るとマーリンすごい(色んな意味で)ってなる。訳注に当時の状況(王侯貴族の識字率、食事は手づかみ)が載ってる。

  • もんしろちょー

    これを読んだら某スマホゲーでマーリンさん来ないかなと思って…。思って…。アーサー王に関わる話に書物で触れるのは実はこれが初。色々な人物によって盛り込まれた設定や伝わっていた伝承を1つの物語として紡いでいるためかところどころ齟齬があるけれども、フワッとしか知らなかったマーリンが何者で何を為したのかが描かれていておもしろかった。しかし同時に、これは聖書や当時の文化感を履修してないと伝わってないことの方が多いんだろうなあ。

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