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ISBN 10 : 4588009915
Content Description
自由に行為するとはどういうことなのか。そもそも自由に行為することは可能なのか。そして、自由に生活することがどれほど重要なのか。精緻なテクスト読解によってヘーゲルを近代自由論の中心に位置づけて、われわれが生きる現代の最も重要な問題に答える、独創的で斬新な実践哲学。
目次 : 第1部 精神(前置き―自由な生活を送る/ 自然と精神(心)―ヘーゲルの両立論/ 自分自身に法則を与えることについて/ 自由の現実化)/ 第2部 自由(意志の自由―心理的次元/ 意志の自由―社会的次元)/ 第3部 社会性(ヘーゲルにおける社会性―承認された地位/ 承認と政治/ 制度の理性性/ 結論)
【著者紹介】
ロバート B ピピン : 1948年、アメリカのバージニア州ポーツマス生まれ。現在、シカゴ大学の大学院社会思想研究科、哲学研究科、カレッジの特別教授。主要な研究領域は、近現代のドイツ哲学であり、カント、ヘーゲルのドイツ観念論から、ニーチェ、19世紀および20世紀ヨーロッパ哲学、フランクフルト学派の批判理論に及ぶ。特にそのヘーゲル論は、現在のアメリカのヘーゲル哲学研究の隆盛をもたらすきっかけとなった。また文学研究、美学芸術研究、映画理論でも旺盛な研究活動を行っている
星野勉 : 1948年生まれ。法政大学文学部教授。哲学・倫理学
大橋基 : 1965年生まれ。法政大学社会学部兼任講師。倫理学
大薮敏宏 : 1959年生まれ。富山国際大学子ども育成学部准教授。哲学・倫理学
小井沼広嗣 : 1979年生まれ。法政大学文学部兼任講師。哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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