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素粒子物理学をつくった人びと 下

ロバート・p・クリース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150503482
ISBN 10 : 4150503486
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2008年ノーベル賞を与えられた対称性の自発的破れとは一体何なのか。素粒子にはなぜ「香り」や「色」があるのか。素粒子物理学の謎めいた側面は、その歴史を知ればがぜん興味深くなる。アインシュタインからファインマン、南部、ワインバーグ、ゲルマンといった天才たちがどんな発想で難題を解決し、その理論を実験家が匠の技と駆引きとでいかに立証したか…物理学者の営みを詳細なインタビューで再構成する名著。(全2巻)。

目次 : 3 弱い力(承前)(統一への歩み/ 破れた対称性)/ 4 強い力(八道説/ 王様とクォーク)/ 5 大いなる統合(ヒドラ退治(その2)/ くるくる変わった中性カレントの発見 ほか)/ 6 統一(時間のはじまり/ 物理学の終焉)

【著者紹介】
ロバート・P・クリース : 1978年にコロンビア大学にて哲学博士号を取得。現在ストーニー・ブルック大学哲学教授。専攻は科学哲学史、芸術哲学、現代哲学

チャールズ・C・マン : 科学ジャーナリスト。アトランティック・マンスリー、ワイアード、サイエンス各誌の記者を務める

鎮目恭夫 : 1925年生。1947年東京大学理学部物理学科卒。評論家・翻訳家

林一 : 1933年生。1958年立教大学理学部物理学科卒。昭和薬科大学名誉教授

小原洋二 : 1942年生。1972年東京大学大学院理学系研究科物理学専門博士課程修了。2007年12月まで日本大学生物資源科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    弱い力から強い力、そして統一理論へ向かう後半は、学部生が読む程度の教科書的流れと整合的論理がやや強まり、クーンやラトゥールの描く科学の出来事性が弱まるかに見える。が、このオーラルヒストリーのスタイルによって、19世紀印刷文化が作った結果で書かれる歴史時間の線状性を、科学の側から崩す20世紀素粒子物理学の未知へ向かう姿勢は、書物に押し込められてもまだ垣間見られるようだ。例えば、ワインバーグが強い力の難題に尻込みし、弱い力から始めようと決める時、彼は直線状の未来ではなく出来事としての未知に面しているとわかる。

  • Koike Katsuya

    「栄光なき天才たち」っていうマンガが好きだったことを思い出す。

  • まえぞう

    20世紀末までに書かれた本ですから、ヒッグス粒子の発見なんかの最近の話題は入っていませんが、素粒子物理学発展の流れがよくわかります。この分野では、日本の研究者が果たした役割も大きいはずですが、あまり触れられていないのは残念です。素粒子物理学と切り離せない宇宙論の話しは最後に少し出てくるだけなので、そちらに興味がある人は別の本がいいと思います。

  • hechima1106

    面白い

  • 根雨一郎

    やっと読み終わった……。理解し切れない箇所が大分あるので、読み返す必要があるなぁ。

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