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素粒子物理学をつくった人びと 上

ロバート・p・クリース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150503475
ISBN 10 : 4150503478
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

広大な実験施設で大量のエネルギーを投入し、加速した粒子同士をぶつけて壊す。何のために?それは万物の成り立ちの究極理論を実証するためだ。素粒子物理学と呼ばれ、数々のノーベル賞学者を輩出するこの学問は、20世紀初め、原子の構造の解明に頭を悩ませた学者が、波でも粒子でもある「量子」を発見したことから始まる…理論と実験の最先端でしのぎを削る天才たちの肉声で構成された、決定版20世紀物理学史。

目次 : 1 波と粒子(くり返す始めと終わり/ ボーアの登場/ ハイゼンベルクら若手の台頭 ほか)/ 2 粒子と場(ディラックと量子場の登場/ 無限大/ シフト ほか)/ 3 弱い力(対称性/ 弱い力)

【著者紹介】
ロバート・P・クリース : 1978年にコロンビア大学にて哲学博士号を取得。現在ストーニー・ブルック大学哲学教授。専攻は科学哲学史、芸術哲学、現代哲学

チャールズ・C・マン : 科学ジャーナリスト。アトランティック・マンスリー、ワイアード、サイエンス各誌の記者を務める

鎮目恭夫 : 1925年生。1947年東京大学理学部物理学科卒。評論家・翻訳家

林一 : 1933年生。1958年立教大学理学部物理学科卒。昭和薬科大学名誉教授

小原洋二 : 1942年生。1972年東京大学大学院理学系研究科物理学専門博士課程修了。2007年12月まで日本大学生物資源科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    既述の成果を集めた歴史と聞書きによる歴史を比べて取り扱う項目に偏りがあるかに見えるのは、後者が文脈から切り離せない出来事を扱うためである。膨大なインタビューから構成された素粒子物理学の聞書き史である本書を読むと、X線からクォークまでの歴史の単線的流れの中に、様々な発見の瞬間、学者間の牽制、編集者の採用判断の失敗や葛藤があり、さらに、積み上げられる業績が検証による証明が基準の通常科学の中で育った世代の素粒子に対する躊躇から、検証不能なものを大胆に反証テストにかける世代に見られる研究態度の断層をも確認できる。

  • hechima1106

    面白い

  • guppi524

    上巻はX線の発見から弱い力(パリティ非保存・V-A理論)まで。有名な物理学者達のインタービューがたっぷりの素粒子物理学史ですが、ある程度素粒子物理についての知識と時代の流れを知っていないと、難しい専門用語や突然違う年代の話が出てくるので、わかりづらいかと思います。ただ、素粒子物理学史に興味ある人にはエピソードっぷりで面白い本です。

  • YTY

    研究者へのインタビューで主に構成される、20世紀物理学の科学史。どんどんと世代が交代していく感じが面白い。

  • 根雨一郎

    小林誠の『消えた反物質』が途中からサッパリだったので、とりあえず歴史を紐解いてみるつもりで。著名な学者たちのインタビューやその半生という点でも面白く読めたし、多少の前後はあってもとりあえず時系列で話が進むので、苦労しつつも読み通せた。良書。

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