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60sカウンターカルチャー セックス・ドラッグ・ロックンロール

ロバート・c・コトレル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909646767
ISBN 10 : 4909646760
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1960年代のアメリカ社会を激しく揺るがした「カウンターカルチャー」とは何だったのか?
その始まりから終焉までの流れを鮮やかに描き出しながら、その巨大なムーヴメントの実態を多角的な面から捉え直し、その全貌を改めて概観する。

・60年代のカウンターカルチャー以前のアメリカのボヘミアニズムやユートピア的な共同体主義。
・東洋のスピリチュアリティへと意識を向けたジャック・ケルアックやアレン・ギンズバーグらのビート・ジェネレーションからヘルマン・ヘッセのような文学者たち。
・オルダス・ハクスリーやティモシー・リアリーやラム・ダスやジョン・キージーのような精神探求や意識の拡張のためにドラッグを使用した先駆者たち。
・性の抑圧からの解放を訴えたヘルベルト・マルクーゼやノーマン・O・ブラウンやヴィルヘルム・ライヒの思想。
・各地で展開された反体制的なアンダーグラウンド出版。
・ディガーズによるフリー・フード・プログラムを中心とした反資本主義・反市場経済的な活動。
・行動主義心理学のB・F・スキナーのユートピア主義的な理想や各地に誕生した自給自足的なコミューンの状況。
・ヒッピーたちの記念すべき集会となったヘイト・アシュベリーでのヒューマン・ビーイン。
・ポピュラー・ミュージックの大規模な野外コンサートの原点となったウッドストック・フェスティバルやオルタモント・フェスティバルなど。
・サンフランシスコでの「サマー・オブ・ラブ」から「ヒッピーの死」まで。
・国防総省での行進を始めとする大規模な反戦運動。
・アビー・ホフマンやジェリー・ルービンなどを含むシカゴ・セブンの裁判。
・ブラックパンサー党やイッピーやウェザーメンなどの急進派の活動。

「60年代のそのムーヴメントは一瞬盛り上がって単に消えてしまった過去の特異な社会現象というよりも、その後の新たな世界へと向かっていく出発点だったと捉え直してみることもできるのではないだろうか」(訳者あとがきより)。


【著者紹介】
ロバート・C.コトレル : カリフォルニア州立大学チコ校の歴史とアメリカ研究の教授。現在は、20世紀初頭のアメリカの左派の4人の主要人物、クリスタル・イーストマン、ジョン・リード、アイネス・ミルホランド、ランドルフ・ボーンを一冊にまとめた伝記に取り組んでいる

伊泉龍一 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くさてる

    題名通りの、60年代のカウンターカルチャーについての一冊。事実関係を詳細に記しているが、まさにそれだけの本なので、ちょっと無味乾燥さがあり、面白く読んだとは言い難い。もっともこの時代の文化のことは広く深く網羅しているのは間違いないので、百科事典的に読むものかも。

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