ロバート・ウェストール

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ブラッカムの爆撃機

ロバート・ウェストール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000246323
ISBN 10 : 4000246321
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第2次大戦下のイギリス空軍の若者を描く表題作、脱走兵と出会った少年の話「チャス・マッギルの幽霊」、頑固な祖父とのふれあいを語る「ぼくを作ったもの」の3編と、宮崎駿のカラー描き下ろし、著者の略伝を収録。

【著者紹介】
ロバート・アトキンソンウェストール : 1929年10月7日生まれ。イギリス・ノーサンバーランド州ノースシールズに生まれる。ダラム大学では美術を専攻し、1953年卒業。さらにロンドン大学スレード美術専門学校で学ぶ。卒業後、美術教師として教える傍ら、一人息子クリストファーのために書き1975年に出版された「“機関銃要塞”の少年たち」(評論社)がカーネギー賞を受賞。以後、55歳で教師を退職するまで執筆活動と教職を並行して続けた。1981年に「かかし」(徳間書店)で再びカーネギー賞、1990年「禁じられた約束」(徳間書店)でシェフィールド児童文学賞、「海辺の王国」(徳間書店)でガーディアン賞を受賞するなど、現代イギリス児童文学を代表する作家である。生涯に48冊の本を書き、1993年肺炎で死亡

宮崎駿 : アニメーション映画監督。1941年1月5日、東京生まれ。学習院大学政治経済学部卒業。「千と千尋の神隠し」で第52回ベルリン国際映画祭金熊賞、第75回アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞などを受賞。「ハウルの動く城」では、第61回ベネチア国際映画祭でオゼッラ賞を、続く第62回同映画祭では、優れた作品を生み出し続けている監督として栄誉金獅子賞を受賞している

金原瑞人 : 1954年岡山市生まれ。法政大学英文学専攻博士課程修了。法政大学社会学部教授。エスニック文学、マイノリティ文学、児童文学などを講じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    本書はちょっとかわった構成をとっていて、前後に宮崎駿の「タインマスへの旅」(前・後編)があり、「ブラッカムの爆撃機」、「チャス・マッギルの幽霊」、「ぼくを作ったもの」、そして最後にリンディ・マッキネルの「ロバート・ウェストールの生涯」が添えられる。表題作は文字通りイギリス空軍の爆撃機の物語である。語り手は爆撃機の無線士。語りはいたって具体的でリアルな部分と心霊的な部分とが混在する。1機には機長以下6人で乗り込む。知らなかったのだが、当時の爆撃機(少なくてもイギリス空軍のそれは)アルミの支柱に布張りで⇒

  • KAZOO

    どこかでアンソロジーか何かで読んだ覚えがあるのですが、この金原さんの訳、更には宮崎駿さんのカラフルな絵による物語、著者の生涯などが収められていてかなり親切な作品集でした。青少年向けの作品集なのでしょうが、大人が読んでも興味深く読め飛行機関連でということで、わたしはサン・テクジュベリの作品集を思い出しました。いい本です。

  • 榊原 香織

    YA.ゴーストストーリーズ3篇 第2次大戦期。 宮崎駿が巻頭・末にマンガでウェストール愛を(チャスのイラストが素敵)。似てますね2人。 巻末に作者生涯紹介。 第2次大戦爆撃機の話は濃厚で、え、児童文学?て感じですが、クルーたち、高校生ぐらいですもんね。 良いですウェストール 濃厚なチーズみたい

  • ムッネニーク

    112冊目『ブラッカムの爆撃機 チャス・マッギルの幽霊 ぼくを作ったもの』(ロバート・ウェストール 作、宮崎駿 編、金原瑞人 訳、2006年10月、岩波書店) 80年代に発表された中編/短編/エッセイの計3本、そして宮崎駿による読者の手引き兼作者へのラブレター的な漫画「タインマスへの旅」が収録。 「ブラッカムの爆撃機」は本当に見事な一篇で、宮崎駿が好むのもわかる。 〈ウェストールさん あなたの作品には このムゴイ世界と 戦いつづける 勇気と 失われた ものへの 愛惜に みちて います すてき です〉

  • 帽子を編みます

    ウェストール大好きです。表題作、私は爆撃機に乗ったことはありませんが、それでも肌に感じます。カタカタ震えそうになる身体をくだらない言葉を繰り返しながら、命を託す仲間たちとゲラゲラ笑い、いつもの動作を繰り返すことでなんとか動かすこと。この非日常的な作業が日常であるこの毎日をなんとかしのいでいくこと。少しの文章でこの爆撃機乗りの世界に連れて行ってくれる彼の技、素晴らしいです。「ぼくを作ったもの」彼の創作のもとが描かれています。「〜生涯」彼の生涯が簡潔にまとまっています。教師として生徒を見る目、確かに感じます。

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