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イラク原子炉攻撃! イスラエル空軍秘密作戦の全貌

ロジャー・W.クレイア

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784890632152
ISBN 10 : 4890632158
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イラクの核開発を阻止した完璧な先制攻撃。イスラエル空軍の戦闘機が、バグダッド郊外の完成間近の原子炉を空爆。作戦から20年、サダム・フセイン失脚で公開が許されたオシラク原子炉奇襲作戦のすべてを明かす。

【著者紹介】
ロジャー・クレイア : 元ロスアンゼルスタイムズ(雑誌)編集者。数多くの雑誌、新聞記事のほか、映画、テレビ劇の脚本も手がける。イラクの原子炉攻撃に参加したイスラエル人パイロット・関係者および秘密とされていた関連文書に完全にアクセスした最初のジャーナリストとして広く注目を浴びていたが、2007年3月病没

高澤市郎 : 1935年生まれ、防衛大学卒業、航空自衛隊、防衛研究所などに勤務したのちに退官。現在、主に航空・宇宙、軍事分野のフリーランストランスレータ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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本書を読んで考えさせられるのは、攻撃その...

投稿日:2018/05/07 (月)

本書を読んで考えさせられるのは、攻撃そのもののみならず、事前に情報機関による情報収集・破壊工作が徹底的に行われていることであり、イラン・北朝鮮の核関連施設に対する攻撃は、イラクと違って一カ所ではなく、すでに原子炉が稼働した後であることなどの条件下であることも重なって、単に保有する兵器の性能が十分ならば可能などということではなく、容易では無いことが想像できます。2007年にイスラエルがシリアの核施設を爆撃した際やイランの核関連施設に対しても、本書に書かれているような徹底した情報収集などが行われているのは想像できます。今後の同様の事態の際には、軍事技術の進歩やアメリカが攻撃する場合は能力面で著しく向上しているので攻撃の手法は同じではないかもしれませんが、事前の情報収集などの準備が極めて重要であることは変わらないと思います。その意味では今後の参考にもなると思います。

一郎 さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kazmimagica

    今、読むべきノンフィクション。ダン・マッキノン「あの原子炉を叩け!」で伏せられていた事項が、時代を経て情報開示が進み、作戦の細部が書き込まれている。2007年の原子炉爆撃を描いた「シリア原子炉を破壊せよ」と併読するとイスラエルの国防思想が明確に理解できる。北の核・ミサイル脅威が増大する今、日本の安全保障を考える上でも好著です。

  • すーさん

    https://twitter.com/anexus61251/status/352340983712710657 「イラク原子炉攻撃!」読了。バビロン作戦関係の書物は少なく、そもそも昔ダン・マッキノン「あの原子炉を叩け」を読んだからこそ手を付けたようなものだ。原注でも指摘があるが、マッキノン著が昔の本の割に詳しい記述なのはアミール・ナチュミへのインタビューがあったからでもあるらしい。

  • 鋼鉄みかん

    1981年6月7日に行われたイスラエルのイラク原子炉爆撃事件、いわゆる「バビロン作戦」の計画立案から作戦実行までを克明に描写したドキュメンタリー。当時の関係者に詳細なインタビューを行い、手に汗握るような臨場感が伝わってくる。また、作戦に際して原子炉の情報収集や遅滞行動を行ったモサドのオペレーションも掲載されており無情なスパイの世界も垣間見える。イスラエルの行動は決して手放しで賞賛できるものばかりではないが、国家の存亡がかかっているのならば非情な手段もいとわないという覚悟は中々に重いものである。

  • キミ兄

    厳しい条件化できわめて難易度の高い作戦をやり遂げたイスラエル空軍部隊のお話。☆☆☆☆。

  • 下呂子(げろこ)

    先日のやる夫スレのネタ本(であると思われる)再読

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