ロジャー・パルバース

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もし、日本という国がなかったら

ロジャー・パルバース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797672213
ISBN 10 : 4797672218
Format
Books
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

半世紀もの日本滞在での様々な体験。そこで育んだ日本への限りない愛情と理解。これまで誰も気づかなかった「世界で最も稀有な存在」の日本を語り、今の日本人に希望と誇りを与える1冊。

【著者紹介】
ロジャー・パルバース : 作家/劇作家/演出家。1944年アメリカ生まれ。ハーバード大学大学院ロシア地域研究所で修士号を取得。その後、ワルシャワ大学とパリ大学への留学を経て、1967年、初めて日本の地を踏む。以来、ほぼ半世紀を日本で過ごす。その間、精力的に日本各地を旅し、そこに住む人々や文化、風土、言語の特異性に直に触れるいっぽう、様々な文化人と、深く親密な交流を結び、世界にまれな日本と日本人のすぐれた特質と独自性に驚嘆。大島渚監督作品『戦場のメリークリスマス』の助監督などを経て、執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サトシ@朝練ファイト

    本書は巷にあふれる「日本持ち上げ本」という類ではない。作者の日本の文化人との交流の広さ、深さには「びっくらこいた」。「戦メリ」の助監督やってたんだ。

  • Miyoshi Hirotaka

    明治の冒険・紀行型とは毛色が違う文学・歴史型日本オタク。造詣の深さからは、第二の小泉八雲に匹敵。日本オタクはわが国を写す鏡で、その著作は己自身を知る重要な手がかりだ。さて、わが国は、人種、母国、民族性、国籍という重なりが多いが一つにはできない課題への取り組みを先送りしてきた。日本が単一民族というのは戦後の情報操作。戦前は多民族国家として教えられていた。これからの多様性は不可避だが、犯罪の増加や福利厚生のただ乗りなどの暗黒面への対応が課題。わが国が尊敬され続けるためには、これらへの新たな取り組みが不可欠だ。

  • cape

    日本に長らく在住し、日本の文化や文化人に触れ、日本を愛した外国人による半生の記録と日本人へのメッセージ。いろいろと異論は出そうではあるが、個人的には反感少なく読めた。日本の文化の特殊さを喧伝する声はいつの時代も絶えないが、他国も同様に多様。その中で日本の文化の特質を、良くも悪くも適切に自己認識することが、グローバル社会で生き抜くには必要だろうと思う。その点、日本は自己完結可能な規模と地理が、認識を曇らせる。日本人らしく生きる外国人の視点は、新鮮というほどではないが、示唆に富む。ともに日本を考えたい一冊。

  • 非日常口

    日本文化が世界に波及しているというTV番組が増えているが、寿司ひとつ取ってもおよそ日本のそれとは異なる見せかけが多い。日本は「学ぶ」=「マネぶ」から外来文化をその時代に根付いていた自国文化に吸収し、昇華してきた。「新そのまま風」という一見矛盾するような「完全有欠」状態こそが次の影向のための余白を残し、偶然性が潜むことのできる陰影礼賛のスタンスなのだろう。5つの日本文化の背景を提示しながら、無私の心self-effacementと人種/風土(ナショナリティ)/民族意識/国籍から日本を考えなおす一冊。

  • abekinu

    外人から見た日本。著者は日本が大好きで、日本人である自分よりもよく知っていると思った。日本人はよく言えば協調性があるが、考え方によっては出る杭は打たれる。自分のアイデンティティーを抑え、周囲に合わせようとしてしまいがちである。最近では日本発で世界的に大きく影響したものが減ってきてしまっているが、日本人のアイデンティティーが通用しないわけではない。

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