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ふたりのソフィー

ロイス・ローリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798074641
ISBN 10 : 4798074640
Format
Books
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

・戦争の記憶と伝達
・ホロコースト
・認知症
・スクールカースト
ーー現代を象徴するいくつものテーマを、巧みなストーリーテリングや謎解きを駆使しつつ、11歳の少女の目線で描きだし、一気に読ませる傑作。映画化された『ギヴァー』シリーズの著者による、人生や世界を深く考えさせる最新の小説(原著はAmazon.comレビュー数52、平均星数4.5の高評価(2025年4月時点)。

【著者紹介】
ロイス・ローリー : 1937年ハワイに生まれる。少女時代の一時期を東京・代々木で過ごす。『ふたりの星』(童話館出版)と『ギヴァー 記憶を注ぐ者』でニューベリー賞を2度受賞。アメリカの信頼ある図書館員向けレビュー誌『学校図書館ジャーナル』による2012年の調査では、「史上4番目に優れた児童小説」に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぱせり

    施設で暮らすしかない88歳の親友のことを思いながら、11歳がつぶやく。「だれだって、どんな生きものだって、いざっていうときにはじぶんだけの隠れ家をあたえられてしかるべきなんじゃないかしら」は、そろそろ終の棲家の心配をしなければならない私にも心に刺さる言葉

  • nago

    話しことばで物語が進む。同じ名前の88歳の友達と話すうちに…認知症ではないことを祈りつつテストじみたことをしているうちに、思いがけず戦時中に彼女に起きた出来事を知ることに。そしてしっかり受け取る11歳のソフィーが頼もしい。

  • さといも

    11歳のソフィーとお隣の88歳のソフィーは親友同士。これほど一緒にいるのが楽しくて分かり合える人はいない。ところがソフィーの息子が、彼女に認知症の兆候が出ていることを心配し、施設に入れようとする。離れたくない11歳のソフィーは認知症検査の項目を調べ、テストに合格できるように予習を始めるが、質問をするうちに誰も知らなかった88歳のソフィーの人生を知る。父と兄が連行され二度と戻って来なかったこと、生活に困窮し母や姉と離れ離れになったこと。物語がなければ本当の意味で歴史を理解することはできないという言葉に納得。

  • ブロッコリー

    図書館。「一瞬で大切なものを奪われてしまうことがある。」。年の離れた2人 の ソフィー。 2人は友達。 年上のソフィ は過去にポーランドで とても悲しい、誰にも話したことがない経験をしていた…。何気なく借りた児童書。女の子のソフィーの目線で現代のアメリカについても 学ぶ。

  • エル

    77歳はなれた親友。認知機能検査を通してソフィー(88歳)の過去を知ったソフィー(11歳)。戦争は教養や歴史として知っているだけではダメだ。そこに個人が絡む物語があり、それを知ることでより深く戦争の本質に触れることになるのだとおもう。その時感じた感情を大切に、わたしの代わりに覚えておいて。歳の離れた人と触れ合うのも大事なこと。

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