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木曜生まれの子どもたち 上 岩波少年文庫

ルーマー・ゴッデン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001146301
ISBN 10 : 4001146304
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

美しく才能にめぐまれたクリスタルは、バレリーナをめざす少女。でも、舞台で賞賛されるのはなぜか、放ったらかしで育った弟のドゥーンばかり――自意識に葛藤する姉と、孤独をかかえながら才能にみちびかれる弟。困難にぶつかりながらダンサーを目指す二人の十年間。『バレエダンサー』として愛された物語の新訳。

【著者紹介】
脇明子 : 香川県生まれ。児童文学者、翻訳家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ノートルダム清心女子大学名誉教授。「岡山子どもの本の会」代表

網中いづる : イラストレーター、画家。1999年にペーター賞、2003年にTIS公募プロ部門大賞、07年に講談社出版文化賞さしえ賞を受賞

ルーマー・ゴッデン : 1907‐1998。イギリスの作家。幼少期をインドで過ごし、帰国してロンドンでバレエを学んだ。のちにインドへ戻り、カルカッタでバレエ教室を開くかたわら創作活動を開始。小説『黒水仙』『河』で成功を収めた。その後、子どものための作品の執筆をはじめ多くの物語で親しまれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 泉のエクセリオン

    バレエダンサーを目指す天才ドゥーンと秀才クリスタルの物語。自身もダンサーであった母親モード・ペニーは待望の女の子であるクリスタルに、自身の夢を託してしまったために溺愛してしまう。そして、子どもの成長に合っていないダンスを強要してしまう。その結果、愛する娘にコンクールで大っ恥をかかせた挙句、バレエを踊る上での後遺症を残すという、親の愛の光と闇を描いているように感じた。又、ドゥーンに関しては家族の理解がなく、扱いが雑など環境が良くないが、フェリクスさん、エニス・グリンなど周りの大人が手を差し伸べるのが暖かい

  • timeturner

    読み始めたら止まらない。ゴッデンのバレエ物はどうしてこんなにワクワクさせてくれるんだろう。映画「リトル・ダンサー」に似てるけど、男の子がバレエをすることを嫌がる男親よりも娘を甘やかし末息子をネグレクトする母親が酷い。ドゥーンは環境に潰される天才になるのか……。

  • 鳩羽

    ペニー家に生まれた待望の女の子クリスタルは、他の男兄弟に差をつけて母親にたっぷりと甘やかされて育つ。末っ子のドゥーンは放置され、ドゥーンは下働きのベッポに軽技を教わったりブランコを作ってもらい遊んでいた。クリスタルの通うバレエ教室にドゥーンもついて行くが、やがてドゥーンはダンスと音楽に夢中になり…。親に構われない子の方が才能と運があり、少しずつダンス人生を切り開いていく切実さに胸を打たれる。完全な悪役にはならないクリスタルだが、家族の事なので一朝一夕に解決もしない。愛情と才能の偏りがどうなるか気になる。

  • 順子

    ルーマー・ゴッテンは子供時代に「人形の家」を読んだだけ。内容は覚えていないけど、繰り返し読みしていないので好みではなかったのかな。これは人間の子どもたちの話で面白い!男の子だってスポーツよりピアノやバレエが好きでもいいんだよ、親兄弟には理解してもらえないけど。普遍的なジェンダーの悩み!

  • ぴっちゃん

    幼き日に読んだ少女漫画みたいな。溺愛されるクリスタルに比して、両親ばかりか次兄以下3人の兄たちにも蔑ろにされるドゥーンがかわいそうすぎて。しかし才能あるドゥーンには、家族以外の大人が手を貸して、その才能を開かせていく。長兄ウィルがペニー家にいて良かった。

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