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ロダン天才のかたち

ルース・バトラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560084984
ISBN 10 : 456008498X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

彫刻家は孤独だった。そして、苦闘の末におとずれた名声は、彼をいっそう孤独にした。大彫刻家の真の姿に迫る決定版評伝。

目次 : 第1部 一八六〇‐一八七九年(一八六〇年、パリのロダン家/ 姉マリアの誓願 ほか)/ 第2部 一八八〇‐一八八九年(ロダンはいかにして“扉”の注文を得たのか/ 静けさと創造性―“扉”のための模索 ほか)/ 第3部 一八八九‐一八九八年(天才たちの記念像―『バスティアン=ルパージュ』『クロード・ロラン』『ヴィクトル・ユゴー』/ 天才に捧げるさらなる記念像―『バルザック』『ボードレールの墓碑』 ほか)/ 第4部 一八九九‐一九一七年(事業家としてのロダン/ 異端者の勝利 ほか)

【著者紹介】
ルース・バトラー : 1931年生まれ。マサチューセッツ大学美術史学名誉教授。ロダン美術館学芸顧問

馬渕明子 : 独立行政法人国立美術館理事長、国立西洋美術館館長。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院、パリ第四大学大学院博士課程で美術史を学ぶ。東京大学助手、国立西洋美術館主任研究官、日本女子大学人間社会学部教授等をへて2013年より現職

大屋美那 : 国立西洋美術館主任研究員だった2013年6月18日、研究渡航先のパリにて急性骨髄性白血病のため急逝。学習院大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1988年から1996年まで静岡県立美術館学芸員として、同美術館のロダン館開館や国際シンポジウム「ロダン芸術におけるモダニティ」に携わる。2001年から国立西洋美術館に勤務し、2010年「フランク・ブラングィン展」(第6回西洋美術振興財団賞学術賞受賞)。ほか企画

中山ゆかり著 : 翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業。英国イースト・アングリア大学にて、美術・建築史学科大学院ディプロマ取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 星落秋風五丈原

    彫刻とは、時に普段は隠されている人間の内面をも克明に表現する。何せ、あまりに像がリアル過ぎて「実際の人間から型を取ったのではないか」と疑われた事もあるロダンだ。当然、人間の本質を捉える術を身につけていたはずだ。ならば、ロダンは自身の本質をどのように捉えていたのか。結論から言えば、あまりわかっていなかった。官能美を引き出すために、モデルを引きうけてくれた女性にとんでもない事を頼むなど、こと芸術についてはタブーがなかった彼だが、日々の生活や将来設計など、ゲンジツに対しては、深く考える事から悉く逃げていた。

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