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ISBN 10 : 4862852041
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デカルト(1596‐1650)は730通以上の膨大な往復書簡を残した。それらはラテン語、フランス語、オランダ語で書かれ、わが国で翻訳されているのは30%ほどで、数学や物理学に関わる書簡は割愛されてきた。本シリーズ全8巻は研究者の使用に耐える翻訳を作成し、簡潔な歴史的、テキスト的な訳注を施して、基礎資料として長く活用されることを期して企画された。本巻では1638年8月から1639年12月までの63通の書簡が扱われる。
目次 : デカルトからフェルマへ―1638年7月27日「フェルマの接線論をめぐって」/ ホイヘンスからデカルトへ―ベルヘン・オプ・ゾーム付近 1638年7月30日「アルディからハインシウスへの依頼、ストラーテンの溶解物質」/ メルセンヌからデカルトへ―1638年8月1日「モラン宛書簡に対するお礼」/ モランからデカルトへ―パリ 1638年8月12日「光の伝達、粒子の運動」/ レギウスからデカルトへ―1638年8月18日「レギウスとデカルトとの縁」/ デカルトからホーヘランデへ―1638年8月「コメニウス批判」/ デカルトからホイヘンスへ―1638年8月19日「自分の幾何学への世間の無理解、ストラーテンの溶解物質」/ デカルトからレネリへ―1638年8月20日「レネリの仲介の断念」/ デカルトからメルセンヌへ―1638年8月23日「サイクロイドの接線、四辺形の問題、葉形線」/ デカルトから「プレンピウス」へ(1638年8月?)「血液循環」〔ほか〕
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