リンダ・スー・パーク

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Books

ひとつだけ守りたいもの

リンダ・スー・パーク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784472060328
ISBN 10 : 4472060329
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

家が火事になって1つだけもちだせるなら何を選ぶか、という先生の問いかけと子どもたちの語りですすむ物語詩。みんなが活発に発言し、意見を交わしながらそれぞれに考えを深めていく様子が生き生きと描かれる。韓国の伝統的な定型詩をベースに綴られた詩と印象的なモノクロのイラストがつくりあげる独特の世界が心に残る1冊。

【著者紹介】
リンダ・スー・パーク : 米国生まれの韓国系アメリカ人2世。児童書を中心に多くの作品を発表している。『モギ ちいさな焼きもの師』(あすなろ書房)で2002年度ニューベリー賞を受賞

ロバート・セーヘン : メキシコとタイにルーツをもつイラストレーター。メキシコで育ち、その後ロンドンへ移住。聴覚障害があった子ども時代、絵はコミュニケーション手段のひとつだった。大学でクリエイティブアートを専攻し広告等を手がける。本書がイラストを担当した初めての本となる

佐藤淑子 : 群馬県で生まれ育つ。やまねこ翻訳クラブ会員。本作り空Solaスタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書「想像してください。家が火事です。なにかひとつだけ、もちだせます。家族やペットは無事だから安心してね。いちばん大事なものって、なにかしら?」子ども達に問いかける▽”おばちゃんの編んだカーディガン””憧れの人のサイン”思い出の品物などをあげる子もいれば、”お金”など高価な現実的な物を選ぶ子もいる。そもそも燃えてしまえばいい何も無いという子や、自分の火事の体験を思い出す子もいる。語り合う授業▽韓国の伝統てな定型詩「詩調(シジョ)」の形で書かれた物語。著者は『モギ』リンダ・スー・パーク。2024.9刊

  • イケメンつんちゃ

    コスタノヴァ 府中の砂嵐を駆ける 眼科から身体測定から住民税の申請 おかげさまで 遣唐使からの卒業 待ち時間より秒殺の申請 バナナの掘り返しに腹立つ 今日は12℃ コーヒーにニド もしくは アムロの上司 読みたかった本の隣は 意外な発見はある 問題作と言うより問題提起作 韓国系アメリカ人作家さんは考えた 素晴らしい作風 生徒と先生の もしもセッション 日本人にはほど遠いのかも 良い意味で真面目 悪い意味でつまらない 正論過ぎて面白くない ジャパニーズピープル 意外に冷たくて残酷な時が近いのかも ロングラン

  • しげ

    一見、子どもたちの会話文を連ねたお話のようですが、時調(しじょ)という朝鮮の伝統的な定形詩の形式で書かれたものだそうです。原文で読めたら、さらに深く味わうことができたんだろうな。子どもたちひとりひとりが考えた「火事の家からひとつだけ持ち出したいもの」を聞いて、どんな人の胸にも、川底に静かに沈む石のような想いの記憶があるのだな、と感じました。

  • ヒラP@ehon.gohon

    【再読】大人のための絵本

  • Mayuko Kamiwada

    もし家が火事になって、一つだけ持ち出せるとしたら何を持ち出すだろうか。朝鮮の伝統的な定型詩「時調」のかたちで作者が大事なものは何かを問いかける。学校が舞台で先生からの課題で出された質問。生徒たちが答えるものは様々だ。一人一人の答えを読み進めていく中で、自分の中の大切な物とはなんだろうかと問いかけてみた。今はまだ答えは出せそうにないけれど、自分にとって大切な物を考えるきっかけになった。普段、あまり考えたことがないけれど周囲の人がどんな答えを出すのか聞いてみたいと思う。

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