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ブル-ス・ピ-プル 白いアメリカ、黒い音楽

リロイ・ジョーンズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582767254
ISBN 10 : 4582767257
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ブルースの歴史は黒人の歴史そのもの…。奴隷制時代から続く人種の歴史が刻まれた黒人音楽の発展過程を、アメリカ社会全体の変遷のうちに描き出す。アメリカとその文化を語る上で欠かせない名著の改訳決定版。

【著者紹介】
リロイ・ジョーンズ : 1934‐。ニュージャージー州ニューアーク生まれの詩人、脚本家、小説家にして、20世紀アメリカを代表する論客のひとり。60年代、ブラック・ナショナリストの立場から、アフリカ中南部の言葉で「魂の指導者、祝福されし王子」を意味するイマム・アメール・バラカと改名(のちにアミリ・バラカと短縮)。70年代にはマルクス主義に転向し、過激な政治的発言は今日に至るまで後を絶たない

飯野友幸 : 1955年、東京生まれ、上智大学文学部英文学科教授。アメリカ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • k.m.joe

    ブルースを礎に発展して行った黒人音楽の姿を丁寧に解説してある。特に私はジャズに弱いので大いに参考に。意見が極端という見方もあるが、それは強引さではなく熱意だと思う。自分自身で消化すれば良い事。黒人音楽ファンにとっては無視できない名著。

  • 河村祐介

    いかに非人道的な所作によってブルースないしは、その後のポップミュージックの礎が生み出されたのか。悲劇的な歴史に目を向けるためのBLM的古典。

  • オオシマトモヒロ

    リロイ・ジョーンズによる、ブルースという黒人音楽を通じたアメリカにおける文化人類学の本。一種強烈な異物感や拒否感さえ生みうる(それは音楽構造としても)を主軸においた本とし秀逸な研究

  • Takuo Iwamaru

    あるときブルースが12小節の音楽形式と知る。泥臭く、特に好きとも思わなかったが、いつしか自ら鍵盤で弾くようになった。単なるお勉強のつもりが、上手く弾けないのが悔しく、だが技術以上に大事なのはそれを自分のものとして歌い上げることだと感じる。世にブルース形式の曲が無数にあることを知り、しかしブルースには西洋の音楽理論では説明のつかない謎があるという。無理矢理、楽譜という西洋音楽の形式に押し込めたそうな。絵画における遠近法、思考における三段論法など、形式というにはあまりに人間の本性に直結した音。それがブルース。

  • kj54

    原著は1963年刊行。音楽之友社から1965年に出た旧約版で読了。

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