リュト・ジルベルマン

Individuals/organizations Page

Books

パリ十区サン=モール通り二〇九番地

リュト・ジルベルマン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867930434
ISBN 10 : 4867930431
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東欧からのユダヤ系移民たちや貧しい人々が数多く住むパリの集合住宅は、ナチス占領下の困難な時代をいかに乗り越えたのか。ヴィシー政権下の1940年代前半を中心に、1840年代に遡る建物の完成から21世紀の現在に至るまで、この集合住宅に生まれ、暮らし、消えていった名もなき無数の人々の物語を丹念に紡ぎだす、唯一無二の歴史ドキュメンタリー。

【著者紹介】
リュト・ジルベルマン : 1971年、パリ生まれ。ドキュメンタリー映画監督、文筆家。パリ政治学院とニューヨーク大学で歴史や文学を学んだ後、助監督として経験を積み、2002年の『パリ・ファントム』で監督デビュー。これまでに10本近くのドキュメンタリー映画を監督し数多くの賞を受賞している。なかでも、2018年の『パリ十区、サン=モール通り二〇九番地の子供たち』は書物の姉妹編と見なしうる映画であり、行方不明者を含む占領下の子供たちに焦点を絞っている

塩塚秀一郎 : 1970年、福岡県北九州市生まれ。専門は近現代フランス文学。東京大学教養学部(フランスの文化と社会)卒業。同大学院人文科学研究科修士課程(仏語仏文学専攻)修了。パリ第三大学博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。著書に『逸脱のフランス文学史 ウリポのプリズムから世界を見る』(書肆侃侃房)、『レーモン・クノー“与太郎”的叡智』(白水社)、『ジョルジュ・ペレック 制約と実存』(中公選書)など、訳書にレーモン・クノー『リモンの子供たち』(水声社、日仏翻訳文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Nobuko Hashimoto

    ナチ・ドイツ占領下のパリで、ある集合住宅から連れ去られたユダヤ系の子どもたちとその家族の来し方行く末を追ったマイクロヒストリー(ごく小さな単位の歴史を集中的に調査したり記述したりする手法)の力作。それを可能にしたのはフランスの歴史資料の保存と活用の水準の高さ。人びとの来歴、暮らし、その後が少しずつ明らかになっていく謎解きのような面白さがある。関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊で取り上げました。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=202568

  • すくすく

    表題の住所の歴史を150年追ったもの、マイクロヒストリーという手法だそう。分厚い本だけど筆者と一緒に調査を疑似体験できるので、そこまで苦痛でもない。フランスでもユダヤ人迫害が大規模にされていたんですね。ナチスドイツに追われポーランドなどから自由の国、契約の国フランス、パリを目指したユダヤ人にとってはそこでも安息の地にはならなかったんだな…今もガザとか他の地域でもとんでもないことが起きてるってことに目を背けちゃいけないなぁと思う

  • takao

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items