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ISBN 10 : 4764266962
Content Description
19世紀のオランダで、神学者、教育者、そして政治家としても活躍したアブラハム・カイパー。古典的名著『カルヴィニズム』を著し、信仰を個人的・内面的に捉えるのみならず、その社会的・公共的意味を問うた彼の思想から、21世紀を生きる私たちの信仰と生き方を考える。
目次 : 第1章 カイパーの神学と文化―概観(カイパーのカルヴァン主義/ 「地を満たす」/ 多様であることは素晴らしい/ 領域/ 文化の「運河とせき止め湖」/ カイパーの政治的な「位置づけ」/ 第三の道/ 聖書における領域とは?/ 教会の立場/ 宗教的反定立/ 神の「素晴らしい贈り物」)/ 第2章 二一世紀におけるカイパー(カイパー主義の現代的刷新/ 人種―もう一つの加えられた「新」/ 福音主義のためのカイパー/ 世界の見方/ 鐘はまだ鳴っているか?/ 教会の役割の強化/ 文化的忍耐の涵養/ 「キリスト教世界」を超えて/ 領域が「縮小する」時/ イスラームからの挑戦/ 「十字架のもと」のカイパー主義)
【著者紹介】
リチャード・J.マウ : 1940年生まれ。ウェスタン神学校卒、シカゴ大学博士課程修了。イリノイ大学で哲学を教えた後、1968年からカルヴァン大学教授(哲学)。その間、1975‐76年にプリンストン大学の特別研究員(社会学)、1982‐83年にアムステルダム自由大学の客員教授を務める。1985年、フラー神学校の教授となり、1993年に学長就任
稲垣久和 : 1947年生まれ。1975年東京都立大学大学院博士課程修了(理学博士)。アムステルダム自由大学哲学部・神学部研究員、客員教授を歴任。現在、東京基督教大学大学院教授、国際キリスト教福祉学科長、同大学付属公共福祉研究センター長
岩田三枝子 : 1975年生まれ。東京基督教大学卒、米国カルヴァン神学校修士課程修了、トロント・キリスト教高等学術研究所修士課程修了。現在、東京基督教大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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