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ISBN 10 : 4815809941
Content Description
原爆とホロコーストの交点へ。かつて「75年間は草木も生えない」と言われた都市は復興を遂げ、平和記念公園は「穏やかな」聖地と化した―どのようにして?追悼・記念や観光をめぐる記憶の政治、証言とトラウマ、絡み合う犠牲者言説などに注目し、世界のなかのヒロシマの位置を問い直す挑戦作。
目次 : 序章/ 第1章 平和の閃光―広島における都市計画・記念・政治 一九四五〜五五年/ 第2章 近代の不安―恥と誇りの狭間の生存者たち 一九四五〜六〇年/ 第3章 社会主義者の原爆と平和の原子力―近代性の展示と平和への闘い 一九五五〜六二年/ 第4章 心の傷―ロバート・リフトン、PTSD、生存者とトラウマの精神医学的再評価/ 第5章 広島・アウシュヴィッツ平和行進/ 第6章 平和の聖地―暴力、観光産業、平和記念公園の聖地化 一九六三〜七五年/ 第7章 赤いリンゴの皮をむく―広島・アウシュヴィッツ委員会と広島・アウシュヴィッツ記念館 一九七三〜九五年/ 終章 もうひとつの爆心地―ヒロシマ、アウシュヴィッツ、九・一一、それらの間の世界
【著者紹介】
ラン・ツヴァイゲンバーグ : 1976年、イスラエル生まれ。ニューヨーク市立大学にて博士号(歴史学)取得。現在、ペンシルヴェニア州立大学准教授。『ヒロシマ』により、米国アジア研究協会のジョン・ホイットニー・ホール著作賞を受賞
若尾祐司 : 1945年生まれ。名古屋大学名誉教授。法学博士
西井麻里奈 : 1988年生まれ。大阪大学大学院文学研究科助教。博士(文学)
〓橋優子 : 1981年生まれ。九州大学大学院地球社会統合科学府博士後期課程修了。博士(学術)
竹本真希子 : 1971年生まれ。広島市立大学広島平和研究所准教授。博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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