ヨルン・リーエル・ホルスト

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警部ヴィンスティング カタリーナ・コード 小学館文庫

ヨルン・リーエル・ホルスト

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094066548
ISBN 10 : 4094066543
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ラルヴィク警察の警部ヴィリアム・ヴィスティングが、失踪したカタリーナ・ハウゲンの行方を追い始めて二十四年がたっていた。事件が起きた十月十日、今年もヴィスティングは夫のマッティン・ハウゲンを訪ねたが、彼は不在だった。異例のことだった。翌日、国家犯罪捜査局のアドリアン・スティレルが来訪する。スティレルはカタリーナ事件の二年前に起きたナディア・クローグ誘拐事件を殺人事件と見なして再捜査を始めていた。そしてその被疑者としてマッティンの名をあげた。英訳された北欧ミステリに与えられる最高賞「ペトローナ賞」二〇一九年受賞作!

【著者紹介】
ヨルン・リーエル・ホルスト : 1970年、ノルウェー・テレマルク生まれ。ノルウェー警察元上級調査官。「Nokkelvitnet」で2004年にデビュー。2012年に発表したヴィスティング・シリーズ8作目「Jakthundene(邦題『猟犬』)」で、「ガラスの鍵」賞など三冠を受賞した

中谷友紀子 : 神奈川県生まれ。京都大学法学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • buchipanda3

    二つの未解決事件を追ったノルウェイの警察ミステリ長編。本作はシリーズ12作目とのこと。主人公の警部ヴィスティングは落ち着いた人物像で信念があり、じっくりと捜査を進めていく姿がいい感じ。人気が継続するのも分かる気がする。当局から来た若手のやり手スティレルと鋭い視点を持つ記者である警部の娘リーネも含めた三者三様な技量の見せ方も面白味があった。スティレルはクセがあるが気になる存在。そして終盤の山小屋の場面が印象的。心情を読みながら、読み切れない緊張感を交えた駆け引きを見せてくれた。既刊の「猟犬」も読もうと思う。

  • ケイ

    非常にハラハラとさせられる緊張のシーンが続くも、どこか安心して読んでいられる。つまらない御託もないし、気持ちの描き方が丁寧でとてもいいシリーズを見つけた。この警部ヴィスティングのシリーズは、2019年で14編目がノルウェーでは刊行済み。邦訳はこれが二作目で全体の中では2017年で12編目のようだ。邦訳の順に読むか、ノルウェーの刊行順に読んだらいいか、まようなあ。

  • Panzer Leader

    「猟犬」から3作を挟んでの本書で、孫ができていたり付き合っていた女性とは別れていたりと私生活でも随分変化があったヴィスティングシリーズ。ミステリー要素としては24年前の女性失踪事件と26年前の少女誘拐事件の謎を探るのみという非常に単純な構造であり、エキセントリックな人物も登場せず劇的などんでん返しがあるわけでもないのに最後までだれることなく読ませ切るのは、それぞれの登場人物達の思考・行動を丁寧に描き切っているから。国家犯罪捜査局のスティレルが随分重きを置いて描かれているのは次作以降も登場する布石なのか。

  • エピファネイア

    久々の北欧、その中でも最北端のノルウェー発のミステリー。この作家さんは初読み。巻末の解説によるとこのシリーズは既に14冊発行されていて、本作は12作目だとか。シリーズ物は第1作から順番に読みたい身としては残念な情報。何を書いてもネタバレになりそうで感想を書くのが難しいが読ませる作品だ。長さも手ごろだし、登場人物に反吐が出るような悪人がいない。警部ヴィスティングとその娘でタブロイド紙の記者であるリーネの親子関係も色々な変遷をたどって今の形になったのだろう。やっぱりシリーズ物は最初から翻訳してほしいものだ。

  • キムチ

    事件を引っ張るのはヴィスティングと娘のリーネ。サツの人間&ジャーナリストという組み合わせが妙。何故なら、職人気質の主人公の観察眼を冷めた視点で分析する娘の慧眼。読み手は同時進行で思惟できるから、こんな面白い事はない。筋の半ばで大半の読者は「ハハぁ」とくる・・後は奴が仕掛けにどう食いつくか・・な訳。いわば心理戦争。題名に有る「コード」の謎は半ばで見えてくる・・これもどう解明されて行くのかが見えてくると!何ともいいテイスト。筆者の容貌が開高健を思い出させ、フィッシングをしつつ味わうキャンプ料理を相伴したくなる

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