メアリー・ダウニング・ハーン

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いまにヘレンがくる

メアリー・ダウニング・ハーン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784037280208
ISBN 10 : 4037280205
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

母親の再婚で、教会だった家へと引っ越してきたモリーと弟のマイケル。しかし、あらたに妹となったヘザーは、二人をまったく受けいれようとしない。そんなあるとき、姉のモリーはヘザーが墓地の幽霊ヘレンに身をゆだねようとしていることに気づき、恐怖を感じながらも、妹を救おうと危険な状況に足を踏み入れていく。全米で三十五年以上読みつがれる感動のゴースト・ストーリー、初邦訳。小学校高学年から。

【著者紹介】
メアリー・ダウニング・ハーン : 1937年アメリカ生まれ。メリーランド大学卒業後、小学校の美術教師や図書館員をへて、41歳のときに“The Sara Summer”で作家デビュー。著書は30冊以上。2010年に“Closed for the Season”でエドガー賞(児童図書部門)受賞。邦訳作品に『時間だよ、アンドルー』(徳間書店)、『深く、暗く、冷たい場所』(評論社)など。本作“Wait Till Helen Comes”は1986年にアメリカで刊行されて以来、全米の多くの州で児童書の賞を受賞、35年以上にわたって読みつがれ、映画やグラフィックノベルにもなっている

もりうちすみこ : 福岡県生まれ。九州大学教育学部卒業。訳書『ホリス・ウッズの絵』(さ・え・ら書房)が産経児童出版文化賞に、訳書『真実の裏側』(めるくまーる)が同賞推薦図書に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書。ゴーストホラー。Wait Till Helen Comes▽モリ―とマイケルの母親はヘザーの父親と再婚した。教会跡を購入し田舎へ越してきたモリ―は、ますますヘザーの我儘に振り回される。7歳のヘザーは3歳の時に母を火事で亡くし悪夢にうなされる繊細な子どもだった。モリ―は義姉として子守を任せられるがヘザーはいうことをきかない。ヘザーは教会の裏手にあった墓に眠るヘレンの幽霊に魅入られてしまう。迫りくるヘレンの影にモリ―は怯える▽アメリカンホラー。原作は全米で35年以上読み継がれた名作ホラーだそうです

  • がらくたどん

    ついに「ヘレン」本邦初上陸!アラン・グラッツの『貸出禁止の本をすくえ!』でエイミーが面白さを話題にしていた本で昨年末にめでたく邦訳された80年代の米ジュニア・ホラー。12歳のモリーは母の再婚で母と弟との生活に新しい父と妹を迎える事に。姉として努力するモリーだが義妹のヘザーは嘘つきで我儘な上に頑なに父以外を拒絶する。そんな折、両親は勝手に墓地付き廃教会への転居を決める。墓地から漂う不穏な空気。過去に溺死した「ヘレン」を友と呼ぶヘザーの異変。「いまにヘレンが来るからね!」ヘザーの叫びがモリーを襲う。面白過ぎ♪

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    親の都合で田舎に引っ越したモリー達。彼女の悩みは新しく、できた妹のヘザーが懐かずに敵対する事だ。誰も手伝わない妹の世話など、圧し掛かる負担へのストレスを溜めるモリーだが、墓場でヘザーが誰かと話しているのを聞いてしまう。そこには誰もいない筈なのに・・・。正統派ゴーストストーリーです。でも一番の問題は、モリーに負担を掛けるだけの両親のネグレクトっぷりじゃない?特に家を荒らされた後、一緒に連れていくでもなく、信頼できる大人に託す訳でもなく、両親が子供達を置いて遠くの街へ出かけたという記述が信じられなかった。

  • 帽子を編みます

    読んだ本に出てきた本です。「いまにヘレンがくるからね」のキメゼリフが気になって読みました。ゴーストものとのことですが、私には問題のある子どもものにしか思えません。問題のある子をどう育てるか。母の死、火事、再婚によるステップファミリー、これだけの要素があってカウンセリングなりを受けないなんて父デイブ、ダメでしょう。子どもの心を開く方法、専門家はかなりいろいろな手段を持って適したものを使います。悩める方はぜひ相談して欲しいものです。あといきなり引っ越してお姉さんだからと下の子の押しつけるのは絶対ダメですよ。

  • mocha

    感動のゴーストストーリーという触れこみだけど、私はあまり好きになれなかった。妹ヘザーの悪意、娘に責任を負わせる母、実子の言葉しか信じない義父、姉の言葉を真面目に聞かない弟。そして何より、ひどい目にあわされながらも最後までヘザーを救おうとするモリーの気持ちに寄り添えない。今ならもうひとひねりあるところだろうが、35年前の米作品なので「最後に愛は勝つ」でOKなのだ。

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