メアリー・スチュアート

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Books

クレタ島の夜は更けて 論創海外ミステリ

メアリー・スチュアート

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846020750
ISBN 10 : 4846020754
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ディズニー映画『クレタの風車』(1964年公開)原作小説。

【著者紹介】
メアリー・スチュアート : 1916年、イギリス、ダラム州生まれ。ダラム大学を卒業後、教職を経て、55年に“Madam,Will You Talk?”で作家デビュー。以後、ロマンチックサスペンスや歴史ファンタジー、児童書などの作品を数多く発表する。『銀の墓碑銘』(60)が英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞候補に、『踊る白馬の秘密』(65)がアメリカ探偵作家クラブエドガー賞長編賞に、それぞれノミネートされるなど、その作品は国内外で高く評価された。2014年死去。没後、日本で『メアリと魔女の花』(71)がアニメ映画化されている

木村浩美訳 : 神奈川県生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 星落秋風五丈原

     英国大使館勤務のニコラは、もちろんギリシャ語もペラペラ!従姉妹のフランシスと合流する予定でギリシャ旅行を満喫しにやってくる。ところが一日早く現地到着し、ナイフで襲われたり怪我をしたイギリス人マークと関わりを持つ。彼は弟が誘拐されていた。傷ついたマークを助け、謎の誘拐犯とその目的を探るため、ニコラはめくるめく冒険に巻き込まれていく!    冒険?悪者?怖い!と逃げてしまうヒロインは、メアリ―・スチュアート作品には登場しない。

  • あきら

    図書館の新刊コーナーにて出会いました。どこかで聞いたような名前の初読み作家さん。1962年出版 原題はThe Moon Spinners ウォルトディズニー社で映画化 初邦訳。ギリシャの英国大使館に勤める英国人のニコラがイースター休暇でクレタ島の村に観光で訪れる。島で待ち合わせた従姉妹より一足先に着いたニコラが巻き込まれる騒動とは…… 

  • mercury

    アテネの英国大使館に勤める英国人女性が主人公の冒険活劇。スカッとする。植物や鳥の名前がたくさん出てきて興味深く、ついついネットで検索してしまう。p266に出てくるダンデリオナ・ラングリンシス・ヒアスタとミヤマコウゾリナの関係がわからないのが気になってたまらない。

  • nightowl

    題名はハーレクイン風なのに、相当する場面でのヒロインの活躍はアクション映画顔負け。「月紡ぎの女たち」の方が合っていたかも?サバイバルとはいかないまでも、闘う女性が好きなら薦めたい。

  • 三門 優祐

    休暇でクレタ島にやってきたニコラが、大きく美しい白鷺に誘われるように山道に踏み込んだ先で出会ったのは、銃で撃たれて傷んだイギリス人のマークとその友人でギリシャ人のランビスだった。殺人を目撃して襲われた上、弟のコリンと引き離されたマークに同情したニコラは彼に手を貸そうとするが……元気一杯のお節介娘が巻き込まれ型冒険小説の主人公たちの境遇に勝手に巻き込まれる。山を下りられない二人に代わって殺人者の正体を突き止め、コリンを助け出そうと奮闘するニコラの空回り気味な活躍が読みどころ。風景描写も変わらず素晴らしい。

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