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ISBN 10 : 4151200088
Content Description
第二次大戦後、チェコスロヴァキアは混乱期にあった。母親に溺愛されて育ったヤロミールは、自分の言葉が持つ影響力に気づき、幼い頃から詩を書き始める。やがて彼は、政治的な思想を持つ画家や幼なじみから強い影響を受け、芸術と革命活動に身を挺する…絶対的な愛を渇望する少年詩人の熾烈な生と死を鋭い感性で描く。祖国に対する失望と希望の間で揺れる想いを投影した、クンデラの自伝的小説。仏メディシス賞受賞作。
【著者紹介】
ミラン クンデラ : 1929年、チェコスロヴァキアのブルノに生まれる。音楽家の父親の影響で幼い頃から作曲を学び、小説にも音楽的技法が色濃く反映されている。1952年にプラハの音楽芸術大学映画学部を卒業し、同大学で文学の教師になる。1967年発表の『冗談』で世界的注目を集めるが、1968年のソ連軍によるチェコへの軍事介入により教職を追われ、全著作が国内で発禁処分となる。1975年にフランスへ亡命し、1981年に市民権を取得する。冷徹な眼差しで人間の哀しさを描くクンデラの作品は、独特のアイロニーと知的なユーモアに満ちている。『生は彼方に』でメディシス賞外国文学賞を受賞。その他の代表作に『存在の耐えられない軽さ』や『不滅』などがある。国際的な作家として、精力的に作品を発表し続けている
西永良成 : 1944年生、東京大学仏文科卒、東京外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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優希
読了日:2022/11/13
松本直哉
読了日:2023/05/04
長谷川透
読了日:2013/09/26
Nobuko Hashimoto
読了日:2018/01/11
柳瀬敬二
読了日:2017/02/10
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