Toori No Mukou Kara

日本のロック界にその名を残し、現在もなお精力的に活動を続けるバンド「レイニーウッド」のベーシスト、ミッキー・ヤマモトが、あのThe Voice of Japan(VOJA)の音楽監督をも務めたゴスペル・シンガー、藤子と新しいユニットを結成❗　その名も「ミッキーちゃまと藤子ちゃん」❗(笑)　ここに満を持して1stアルバムをリリース。アルバム・タイトルは『通りの向こうから』。ジャケットも、誰が考えたのか、とってもかわいいイラスト。車に乗ったミッキーと藤子が、どんな音楽を運んできてくれるのか‼


エッ!?ミッキーさん、こんな曲も書くの？とは、ライブを観たファンの声。そんな声に象徴されるようにこのアルバム、ミッキーのいつものロック臭プンプンのサウンドから少々趣きを異にしている。

全8曲のうち7曲がミッキーの手によるもので、彼の音楽性の側面を垣間見るように、カントリーフレイバーあり、エスニックテイストありでとてもバラエティ豊か。あっという間に全曲聴き終えてしまう。

そしてここで大きな存在感を見せているのが、なんといっても相棒の藤子である。彼女は自身がゴスペル・シンガーというだけでなく、あのゴスペル集団The Voice of Japanの音楽監督を務めたほどのボーカルの研究者でもあり、実力の持ち主。その藤子が、ミッキーのストレートなボーカルをしっかりサポートし、見事なコーラス・ワークで世界を広げていく。そしてそこに人の声の力強さだけでなく、その大きさ、生命力の強ささえも感じさせてしまう。

また2曲収録した藤子のソロも、彼女独特の歌いまわしでボーカルの奥の深さを感じさせる。ミッキーと藤子がなんの制約もなく、自由な発想で生みだしたアルバム『通りの向こうから』ライブラリーの１枚にいかがですか？

(メーカー・インフォメーションより)