Books

マリ・ド・メディシス 母と息子の骨肉の争い

ミシェル・カルモナ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336066053
ISBN 10 : 4336066051
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

フランス王アンリ四世と結婚。夫の暗殺後、息子のルイ十三世の摂政となるが、宰相リシュリューの処遇をめぐって息子と対立…波乱万丈の女性の生涯を描く大著、ついに刊行!ウジェーヌ=ピカール賞受賞作品。諮問会議で大臣同士がつかみ合い寸前になり、王妃の戴冠式で外国大使同士が殴り合う。母后マリの縄梯子を使ったブロワ城からの脱出劇。政権に対する諸侯の陰謀と反乱。決闘で命を落とした貴族が一年間で二千人。新王妃アンヌ・ドートリッシュと英国海軍卿バッキンガム公の秘めた恋。まさにデュマの『三銃士』の世界!

目次 : ヨーロッパの花嫁候補/ フランス王妃の日常生活/ マリの愛情/ 王妃の党派/ 戦争前夜/ ラヴァイヤックの刃/ 千二百万のフランス人/ 「摂政時代の善き統治」(一六一〇‐一六一四年)/ 一六一四年の全国三部会 スペイン王家との結婚/ ルイ十三世の政変/ リュイーヌ政権/ 母と息子/ 栄光の絶頂/ 深い断絶/ 亡命/ 幻想と妄想/ 最後の彷徨

【著者紹介】
ミシェル・カルモナ : 1940年、エジプトのカイロ生まれ。のちにフランスに帰化。高等師範学校出身の歴史家、地理学者。リシュリュー研究の第一人者。ソルボンヌ大学で国土整備学、都市計画学の講座を受けもつ。『マリ・ド・メディシス』(1981年)でアカデミー・フランセーズのウジェーヌ=ピカール賞を受賞。著書多数

辻谷泰志 : 1949年生まれ。立教大学大学院文学研究科フランス語フランス文学専攻修士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 星落秋風五丈原

    いやあまずこの書誌情報を見てもらえばわかるのだが、892頁もある。持ち歩いて電車で読むわけにはいかない。寝っ転がって読むとしても、持ち上げると重い、重すぎる。メディシスとつくのでわかるだろうが、メディチ家の出身だ。同じフランス王妃となったカトリーヌ・ド・メディシスとは遠縁。表紙写真では二十顎だが当時の美人の条件だったらしいので合格。もっと彼女を見たい人は(いるのか)ルーブル美術館に行くと、ピーテル・パウル・ルーベンスの二十四枚の連作『マリー・ド・メディシスの生涯』が見られるので是非見に行って欲しい。

  • 鏡裕之

    名誉を求め、いとも簡単に手のひらを返す大貴族たちの皮相っぷり。宝石に狂い、いつまでも恨みつづける母后の人間的下劣っぷりが、とてもよくわかる1冊。まさに大著。

  • ゆずこまめ

    堂々たる大著。決して魅力的とは言えず、著者も必ずしも好意的とは言えない人物なのに。宗教のゴタゴタがまだ落ち着いてないうえに絶対王制前のやんちゃな貴族達を抑える必要があり、大変な時代だったとは思う。権力を追い求め、自分で自分を不幸にしていくような人生だった。

  • bibi

    長いので挫けそうになるが、当時の宮廷の様子、生活ぶりが詳細に伺えて興味深かった。他にも訳してほしいカルモナの本があるが、和訳される本はどういう基準で選ぶのか知りたいなあ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items