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越境する脳 ブレイン・マシン・インタ-フェ-スの最前線

ミゲル・ニコレリス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152092380
ISBN 10 : 4152092386
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ブレイン・マシン・インターフェース=BMIは、「からだ」という境界からヒトを解き放つ。サルに考えるだけで義手を操作させる実験を成功させた、BMIの先導的研究者自らが語る、脳神経科学における驚きの成果。

【著者紹介】
ミゲル・ニコレリス : 医学博士。デューク大学アン・W・ディーン神経科学教授。同大の神経工学センターの創始者でもある。「ネイチャー」誌、「サイエンス」誌などに寄稿した論文は数々の賞を受け、「サイエンティフィック・アメリカン」誌では「世界で最も影響力のある20人の科学者」のひとりとして挙げられている。フランス科学アカデミー、ブラジル科学アカデミー、およびローマ法王庁生命アカデミーの会員も務める。現在ノースカロライナ州在住

鍛原多恵子 : 翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ステビア

    局在論に反論しているのだが内容はかなり専門的で難しい。

  • 磁石

    こういう、機械の体を自由自在にそれも遠隔地から操れる・他人の脳と接続して言葉以上に深く正確なコミュニケーションができる・自分の体の檻を抜けて外へ飛び出せる、SFの領域に足を踏み入れている最新の技術。この手のものは胸ワクな「進歩」に思えるけど、同時に怖いものにも思えてしまう。移植手術を受けた人が、ドナーの才能や性格の一部を受け継いでしまって別人のように生まれ変わってしまうという事例がある。機械のソレを移植された時、一体何が起きるのか。しかも脳ミソの移植まで。ワクワクするだけではいられない何かが、ありそう。

  • EnJoeToh

    良著だけど、専門書寄り。

  • koji

    池谷祐二先生の本を2冊読んでいたので、「何とかなるだろう」と挑戦してみましたが専門用語をなぞるだけになってしまいました。本書の要約は「訳者あとがき」に上手く纏めてあります。要約します。脳は受動的な情報解読器ではなく、能動的に下界のモデルを構築するシミュレーターです。そのシミュレーションの過程で、脳は身体の枠を超えて下界を同化し、自己を延長します。その理論を応用してBMIを作り、脊椎損傷患者治療等に応用できると言います。著者は脳機能分散論者で少数派らしいですが、神経生理学原理10項目等論理は説得的に思えます

  • 晴間あお

    『攻殻機動隊』や今なら『鉄血のオルフェンズ』でお馴染みのブレイン・マシン・インターフェース。それを可能にする技術の考え方や実験について歴史も含めてドラマチックに紹介されています。その過程を見せていく様はぼくが読んだ中では『生物と無生物のあいだ』に似ている気がしました。単純に知識を列挙するのではなく、物語を通して伝えている感じ。知識がないために分からない部分も多くありましたが、「BMIが発展したらどんな事ができるのだろう」とか「人の考え方はどう変わるのだろう」など、SF的な想像の起爆剤になりました。

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