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ジャック・カービー アメコミの キング と呼ばれた男

マーク・エヴァニア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845918256
ISBN 10 : 4845918250
Format
Books
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメコミ史上最高のアーティスト、「ザ・キング」こと、ジャック・カービー!!

キャプテン・アメリカ、X-MEN、ハルク、ファンタスティック・フォー、マイティ・ソー、ブラックパンサー、アベンジャーズ、ダークサイド、ニュー・ゴッズなど数々の偉大なスーパーヒーローたちを作り上げた伝説のアーティスト、ジャック・カービーの決定版ビジュアル伝記がついに刊行。
《アイズナー賞受賞作品》


本書は、オーストリアの移民の子としてニューヨークの窮屈な長屋で幼少期を過ごしたジェイコブ・カーツバーグ(カービーの本名)が、「ジャック・カービー」として、数々の作品・キャラクターを作り出すまでのプロセスを詳細に描く。

誰もが知っているあのヒーローたちの誕生秘話はもちろん、伝説の編集者スタン・リーとの仕事(あるいは確執)について、マーベル/DCコミックス間の移籍について、そして正当な報酬を得られず、経済的な不安を抱えながら仕事を続ける姿に至るまで、カービーの光と影を余すところなく記述している。

貴重な写真、原稿、ビジュアルを多数(未発表のものを含む)収録し、アーティストとしてのカービーの人生を立体的に浮かび上がらせる、資料的価値の高いアメコミファン必読の一冊。
著者は、ジャック・カービーのアシスタントを務めていたマーク・エヴァニア。

《目次》
序文 ニール・ゲイマン
はじめに

第1章 ストリートにて
第2章 パートナーたち
第3章 ジョー抜きのジャック
第4章 前向きに
第5章 拠るべきところをなくして
第6章 何かほかのこと
第7章 地上の神々
第8章 遺産(レガシー)

あとがき
謝辞
INDEX


《著者情報》
マーク・エヴァニア(マーク エヴァニア)
1969年にジャック・カービーと出会って助手を務め、のちに公式の伝記作者となる。ライターであり、またコミック史家でもあるエヴァニアは、ゴールド・キーやDCコミックス、マーベル・コミックスなどをはじめとする主要な出版社のために、500冊以上のコミックブックの原作を執筆してきた(セルジオ・アラゴネスとの共作の『グルー・ザ・ワンダラー』も含む)。数百時間分に及ぶテレビ番組の原作も手がけており(コメディ『ウェルカム・バック、コッター』やアニメシリーズ『ガーフィールド・ショー』など)、また書籍としては、『MAD アート』や『サイモン&カービー・スタジオのアート』など、数冊の著作がある。3度にわたってエミー賞候補となり、またアイズナー賞とハーヴェイ賞をそれぞれ数回受賞している(2008年に出版された本書のハードカバー版では、アイズナー賞とハーヴェイ賞2部門を受賞した)。また2003年には、全米脚本家組合から、アニメーション部門の「生涯業績賞」を授与された。現在はロサンゼルスに在住、インターネット・サイト「newsfromme.com」を運営している。

【著者紹介】
中山ゆかり著 : 翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業。英国イースト・アングリア大学にて、美術・建築史学科大学院ディプロマを取得

吉川悠 : 10代でアメリカン・ヒーロー・コミックスに出会い、趣味が高じて翻訳・関連記事執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • じぇろポーta

    「現実を鏡に映すと、真逆に見ることになりますよ。現実を超えようとし始めたときに初めて、現に何が起こっているかを理解するための本当に優れた試みになるのです」158Pのブラックボルトのピンナップが素晴らしい。ムキムキの全身タイツのオッサンが腕広げて仁王立ちしてるだけでなぜここまで格好いいのか。カービーの自伝風短編『ストリート・コード』の1920年代NY下町の雑踏の密度に痺れる。本筋にはあまり関係ないがビル・フィンガー(バットマンのもう一人の原作者)の名誉が2020年現在回復されて本当に良かった…。

  • えんじ

    アメコミに関する資料本、特に周辺事情についてきちんと書かれた本は少ない。キャラクタ解説本などはあるものの、それ以外はさっぱり。まして翻訳本となればなおさらで、本書以外にはモリソンのスーパーゴッズくらいしか思い浮かばない。吉川悠さんがコミックス部分を翻訳。本文は中山ゆかり氏が担当。カービーの人生と、アメコミの歩みがわかる良書。カラーもふんだんにつかわれていて、けして安くはないけどもできれば手元に置いておきたい1冊。

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