マルタン・モネスティエ

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幼き殺人者全書

マルタン・モネスティエ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562041886
ISBN 10 : 4562041889
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

その子どもたちはなぜ殺人をおかしたのか。社会のせいか、成育歴か、それとも…。奇想のジャーナリストが世界中から収集した衝撃の事件の数々。犯罪の裏側にせまり、「恐るべき子どもたち」の真相を鋭くえぐり出す。

【著者紹介】
マルタン・モネスティエ : フランスのジャーナリスト、作家。著書は各国語に翻訳されている

吉田春美 : 上智大学文学部史学科卒業。フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カザリ

    やっぱり、環境が悪いんじゃないかなと、思ってしまう。人の意識ってスポンジみたいなもので、人にされたことを人に返すようにできている、というのが持論なんだよね。全てそれで説明できないし、まあ、サイコパスっていうのもいるんだろうけど、環境がそれを助長するとおもうんだよね。それから、メアリー・ベルは、生まれた子供が親が殺人者っていうのを背負っていくのを思うと、凄絶です。すごく、葛藤すると思う。。。

  • 白黒豆黄昏ぞんび

    殺人のオンパレード(しかも子どもの)。人は人を殺すものだが、殺した側と殺された側両方からこのことを見ていくと、もうわけがわからなくなってきて混乱する。まあ少なくともわたしは「殺すのは悪です」とは言えないな。それならみんな悪だ。ゲーム脳、アメリカの学校内で銃乱射の多発、子どもの死刑、子ども兵士など、これでもかと気が滅入ることばかり書いてあります。大人の価値観はそのまんま子どもに伝染するってこと。大人がバカだと子どもからしっぺ返しを食らう。子どもを子どもと思ってはいけないのかもしれない。

  • アイアイ

    99年エジプトである女性教師が「犯罪者の立場になってどう殺人を行うか書きなさい」と作文を書かせ、すべての生徒が「良」の評価をもらった。労働者階級以下の貧困家庭に育ち銃社会が犯罪の年少者を増やした、本当にそうか?解釈は無限にある。日本での動機無き殺人や裕福層の少年犯罪が取り上げられている。アメリカの司法機関アングロ・サクション諸国のように自分の行為に全面的に責任を負い、それ相応に断罪し減刑されず裁かれるべきと思う。第10章「罪と無罪の間には収入印紙を貼った紙一枚分の厚みしかない」▽図書館

  • Kei Kobayashi

    ジェームズ・バルガー事件の資料として読みましたが、他にもいろいろな事件が載っていたので参考になりました。ちなみにバルガー事件の加害者ジョン・ヴェナブレスは、2010年に児童ポルノ法違反で再逮捕されています。

  • 薩摩富士

    フランスの事例が多かったが、こういう内容の日本版があればぜひ読んでみたい。しかし殺人についての話。特に子供のそれは気が滅入る。

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