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贈与論

マルセル・モース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326602124
ISBN 10 : 4326602120
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
有地亨 ,  

Content Description

バタイユなど多くの思想家に影響を与えたモースの代表作。原始社会の贈与慣行の考察から、宗教・法・道徳・経済の諸領域に還元できない「全体的社会的事実」を析出。知的刺激を誘う文化人類学の古典を新装復刊。

【著者紹介】
マルセル・モース : 1872年生まれ。フランスの社会学者、文化人類学者。1950年没。エミール・デュルケームの甥にあたる

有地亨 : 1928年生まれ。1953年九州大学法学部卒業、法学博士。九州大学法学部教授を経て、九州大学・聖心女子大学名誉教授、弁護士。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 塩崎ツトム

    文化人類学の礎でもあり、貨幣経済の成り立ちや所有権の歴史研究にも影響を与えた偉大な一冊。だけど内容は難しい。また、本書の後半は、現代の福祉制度や、今後の「経世済民」のために贈与文化の再評価にも焦点を当てる。贈る・もらうことと、異集団との遭遇に伴う緊張と弛緩。などなど。

  • chuchu*

    世界各地の贈与の形を細かく比較研究し、義務的贈答性と全体的社会的事実を導いた名著。注釈と言語比較の多さから、モースの博学がうかがえる。贈与には「贈る」義務と「受ける」義務と「返礼する」義務が存在し、それは単にものを贈ることではなく、贈り主の一部も贈ることであるという分析は非常に興味深い。モース自体確かに進化論的思想が見え隠れするが、比較研究を通して自文化の問題を浮き彫りにし、最後は平和社会主義者のような結論に導いている部分もおもしろかった。

  • 枯れる蓮

    6年前くらいに買った本をようやく読んだ。

  • ★★★★★

    学生のころに泣きながらこれ読んだこと、新訳読んでて思い出しました。

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