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徳の起源 他人をおもいやる遺伝子 ちくま学芸文庫

マット・リドレー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480512550
ISBN 10 : 4480512551
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生物が集団の中で、ときに自分の利益も犠牲にして協力をするのはなぜか? 労働・交易・戦争など豊富な事例をひきつつ「徳」と遺伝子の関係を解く。

【著者紹介】
マット・リドレー : 1958年、英国ニューカッスル生まれ。オックスフォード大学で動物学を専攻。『エコノミスト』誌で科学記者となる。著書に、『赤の女王』『繁栄』『進化は万能である』(いずれも早川書房}などがある

岸由二 : 1947年生まれ。現在、慶應義塾大学名誉教授。訳書に『人間の本性について』、リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』(共訳)などがある

古川奈々子 : 翻訳家。訳書に『女性が科学の扉を開くとき』、『一万年の進化爆発』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アナクマ

    『繁栄』のマット・リドレー著。これは!と手にとると冒頭から掴まれてしまった。「囚人はジレンマに陥っていた」ふむ。「刑務所の庭を散歩し…バイオリン曲…脱獄の手引き書…」ん?リアル囚人?「…彼を乗せて疾走する馬車…夜にはサンクトペテルブルクの超一流レストランで…」。クロポトキン!「リドレーはクロポトキンのファンである」そうなのか。シベリア探検家にして『相互扶助論』のアナキスト、である。◉社会生物学。思いやりと寛容の獲得。『利己的な遺伝子』のそのつぎ。楽しんで読み進めたい(という、ハロー効果に塗れた予告メモ)。

  • ばんだねいっぺい

    即ち人間の起源で、われわれは、もともと、動物だったよね、で、動物ってさということを問いかけてくる。道徳は、生存戦略で本能に根差しているからこそ、ニュース種となって世の中を騒がせていると知った。また、特定の集団の台頭は、道徳のそれでもあり、本質的には戦争なのだとも理解した。

  • アナクマ

    9章_集団で協力しあうことは人間の本性なのか。「個体の野心はどんなときも集団の抑制に逆らってみずからの意思を通す」。しかし人間は例外かもしれない。「異なる文化を持つ個人あるいは集団関の競争」の場合、どのように振る舞うと生存率を高められるのか。

  • アナクマ

    1.2.3.4章_ p.97「理性的な人間は、あらゆる状況において最悪の事態を最も招きにくい方法とゲームの理論によって予測される戦略を用いる。それと同様に自然淘汰は、同じような戦略を本能的に用いるように動物をデザインするはずである」メイナード・スミス。◉〈自分がして欲しくないことを隣人にしてはならない。これが律法のすべてであり、他は注釈である〉『アイの物語』◉「ゲームを2回以上プレイする場合は、利己的な行為は合理的ではない」〈お返し戦略〉が無敵だという。しかしこの後も解説は続くので落ち着いて論旨を追おう。

  • かっさん

    徳の起源 #読了 利己的な遺伝子を持つはずの人間が、何故協力しあい、社会を形づくるのか? という問いの答えを探求する一冊 人間の本性や、性質、協力することの合理性など、一つ一つ実例と研究結果を積み上げていくスタイル じっくり味わいながら読むと楽しい

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