Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• しゃお

  読了日：2021/07/22

  出産を控えるメグとアガサ。完璧な結婚生活を送っているように見えるメグの生活にアガサが入り込んで起こる悲劇。二人とも秘密を抱えており、その秘密の重さが読者にもじわりと染み入ります。特に《嘘》に《嘘》を重ねる事で《真実》にしてしまおうとする姿の危うさには読み進めるのが辛くなるほど。とはいえ先が気になり終盤は一気読み。アガサが抱えてきた悲しみと痛みは想像を絶するものがあり、ゆえに決して彼女を憎み切れないけれども、ある一線を越えた時以降は恐ろしさも加速。果たして彼女達に救いや未来があって欲しいと願わずにいられない

• わたなべよしお

  読了日：2022/03/24

  　なかなか面白かったが、サスペンスとかクライムノベルというより（こういうのは何というのか）サイコ心理小説？全体に優しいほんわかした書き振りだか、だんだん怖くなる。ロボサムさんはこんなのも書けるんだ、と感心したけど、好みではなかったかなぁ。

• しましまこ

  読了日：2021/09/26

  この表紙に『スティーヴン・キング絶賛　スリラー』の帯、あまり読みたくないが登場人物に心理学者サイラスの名前。ラッキーと思うが出番は少し。ぐいぐい読ませてくれるハラハラスリラー、疲れました。

• 本木英朗

  読了日：2021/08/03

  オーストラリア年間最優秀小説賞・英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞を受賞した、マイケル・ロボサムの作品である。スーパーマーケットで働くアガサは本当の父親を知らず、15歳の時に既婚者に騙されて妊娠し、生まれた子供とは引き離された。一度結婚したものの死産したことで夫婦仲は悪化し、離婚してしまう。今は恋人との子を妊娠中だが、恋人は離れていった。一方のメグはキャリア、高収入の夫、二人の子供に恵まれ、三人目を妊娠中だ。偶然知り合ったアガサとメグは出産時期が近いことから仲よくなるが、（→）

• ケイジ

  読了日：2021/10/24

  面白い。700ページ超ですが一気でした。一見、良き家庭に恵まれたメグを羨むアガサがとった行動が怖すぎました。

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