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チャイナ・ウェイ 中国ビジネスリーダーの経営スタイル

マイケル・ユシーム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862762696
ISBN 10 : 4862762697
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アリババ、レノボ、ファーウェイ、ハイアール、バンケ…急成長する中国企業のダイナミズムを、世界最高峰のビジネススクールの経営学者が徹底解剖。正しく知ると、向き合い方も見えてくる。中国企業の経営について知りたければこの1冊!

目次 : 第1章 序論 アメリカ流ではなく/ 第2章 自力での進路開拓/ 第3章 学習する企業/ 第4章 長期的な勝負を見すえた敏捷な戦略/ 第5章 人材管理/ 第6章 トップが絶対権力者/ 第7章 成長が金科玉条/ 第8章 パートナーシップとしてのガバナンス/ 第9章 独自性は何か、持続性があるのは何か

【著者紹介】
マイケル・ユシーム : ペンシルベニア大学ウォートン校経営学教授。同大学リーダーシップと変革マネジメントセンター所長。大学では経営とリーダーシップに関する講座を教えており、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカのマネージャー向けリーダーシップおよびガバナンスのプログラムを提供している

ハビール・シン : ペンシルベニア大学ウォートン校経営学教授。同校マック技術イノベーションセンター共同所長。Academy of Managementのビジネス政策・戦略部門の委員長ならびにウォートン校Global Initiatives副専攻長。インド工科大学(IIT)よりテクノロジー学士、インド経営大学アーメダバード校からMBA、ミシガン大学からPhDを取得

リャンネン : 中欧国際工商学院(CEIBS)経営学教授、中国管理研究国際協会(IACMR)会長。中国に帰国するまではロヨラ大学メリーランド校国際ビジネスの終身教授を務めていた。大学ではMBAおよびエグゼクティブ向けMBA講座で国際ビジネスおよび戦略、継承計画を担当し、中国企業の取締役会向けにコーポレートガバナンスのプログラムも提供している。複数の多国籍企業のコンサルティング、公開・非公開企業の独立取締役も務める

ピーター・カペッリ : ペンシルベニア大学ウォートン校経営学教授、同校人的資源センター所長。全米経済研究所研究員。2003年から2005年までバーレーンの雇用政策シニアアドバイザーを務め、2007年からはシンガポール人材省のDistinguished Scholarを務めている

池上重輔 : 早稲田大学大学院経営管理研究科教授。早稲田大学商学部卒業。一橋大学博士(経営学)。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、MARS JAPAN、ソフトバンクECホールディングス、ニッセイ・キャピタルを経て現職。早稲田ブルー・オーシャン・シフト研究所(WABOSI)所長。AIB(Academy of International Business)のJapan chair。国際ビジネス研究学会理事。東洋インキSCホールディングス社外監査役。英国ケンブリッジ大学ジャッジ経営大学院MBA、英国国立シェフィールド大学政治学部大学院修士課程国際関係学修士号、英国国立ケント大学社会科学部大学院修士課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • koji

    日本にとって中国企業の脅威は日々増しているのに、その経営スタイルを論じた書物は寡聞にして知りません。本書は待望の書籍。著者は、特徴を7つに分類します。絶対権力者、成長志向、ガバナンス、自力の進路開拓を除く3つの特徴を述べます。まず学習する企業。リーダーは自力で経験的に学習しながら経営能力を身につけ後継者にコーチングしていきます。1分1秒疎かにしません。頭が下がります。レノボの覆盤が鍵概念です。長期勝負を見据えた敏捷な戦略は中国らしい経営です。最後に人材管理。大家族的な企業文化からどう脱皮できるかが課題です

  • Hatann

    ウォートン校の教授が中国のビジネスリーダーの経営スタイルを分析する(原著は2017年に発刊)。中国のビジネスリーダーは改革開放後に誕生して自力で進路を開拓してきた。学習を重んじ、長期的な勝負を見据え、目先を較正しながら柔軟に戦略を推進する企業が生き残る。米国の会社と異なり、株主利益よりも、顧客・従業員等のステークホルダーへの還元を重視することも中国的だ。これらの根底を支える忠誠心や義務感が一人っ子政策等の影響を受けて薄れてくる次世代にて、いかに企業文化を継続させるかが課題となる。客観的で非常に面白い良著。

  • akiapa2

    原著は2017年。登場する中国のリーダーはまさに起業第一世代。政府、国有企業中心の共産主義から経済解放へ市場環境が大きく変化した時代。民間企業の前例がない中での自力開拓、トライ&エラーの中で学習を重視する姿勢、トップの絶対的な権力構造による思い切った意思決定など求められる経営スタイルは時代にリンクすると感じた。筆者が挙げた要素は実は中国特有ではなく、戦後復興を遂げた日本企業や、未知のIT技術に熱狂したシリコンバレーのリーダーも同じではないかというのが正直な感想。

  • ishicoro

    中国でまだまだ不正や賄賂が横行していた20-30年前から創業し、生き延びた企業は誠実に事業に取り組むだけでなく欧米から必死に学ぼうとしていたのかなと。ジーりーがボルボを買ったのもマネジメント含めた学びが一つの目的だったんですね。中国と北欧は相性が悪そうでしたが、ボルボ自体にあまり口出ししない形を取ることで今のところはうまくいっている印象。インドなどこれから伸びる国で優良企業を見極める参考になるような。

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