マイケル・プレストウィッチ

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中世の騎士の日常生活 訓練、装備、戦術から騎士道文化までの実践非公式マニュアル

マイケル・プレストウィッチ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562074105
ISBN 10 : 4562074108
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

騎士になるにはどうすればいいか。騎士はどのような生活を送っているのか。従軍、武器や装備、試合から宮廷愛まで。中世史の第一人者が著す、15世紀初頭に騎士になりたい人に向けたという設定の非公式のマニュアル。

【著者紹介】
マイケル・プレストウィッチ : ダラム大学名誉教授

大槻敦子 : 慶應義塾大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 特盛

    図書館偶然本。13世紀や14世紀西欧に仮に生き、騎士を志したい人を仮想対象とした、騎士マニュアル。なり方、道具のそろえ方、心がけ、戦、生活などが実例と共に紹介される。例えば装備を揃えたら今の感覚でおいくら?現代の日本円だと鎖帷子3着は85万円、プレートの小手2組で64万円。とにかく、なるのもお金がかかるね。苦労して装備を揃えても騎士団は安定しないし、戦場は医療も食事もお粗末すぎる。そもそも戦場に出る機会は限られ、模擬戦や試合の方が名を挙げる好機だと。騎士は貴族だけでなく誰にでも開かれているのは驚きだ

  • Nat

    図書館本。騎士になりたい若者向けの非公式マニュアル。1300年から1415年の「最新」情報をもとに、15世紀初頭に執筆されたことを装う歴史書。馬に乗って戦わない方が良いけど、徒歩での移動はやめた方がよいことや身代金や捕虜についてなどについての情報もある。中世の歴史や物語などを読むときに参考になりそう。

  • tieckP(ティークP)

    中世の伝記などを縦に使わずに(それぞれの人物伝として分析せずに)、章ごとの主題に合わせて再編したような本。冒頭で紹介される3人はとりわけよく引用されるので覚えると良い。イギリスの学者らしい、真顔で淡々と面白いことを言うタイプの本なので、笑う箇所の合図が必要な人には向かない。当時のマニュアルという設定で今の読者のメタ知識で面白くさせる部分があり、たとえば大砲が役立たずとして描かれている場所のユーモアは、その後の大砲の圧倒的威力を知って読んでこそ面白い。その意味で資料に向くとも限らないが、個人的に好きな本。

  • スプリント

    興味のある分野だが読了後に頭に残らない。 史実のエピソードや魅力的な歴史上の人物の事例も紹介されているが全体感としてまとまりに欠ける。 辞書的な参考書としては良いのかもしれない。

  • nizi

    エンタメの本ではないが、創作のためになる小ネタが満載。なにかの合間にパラパラめくるといい本。

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