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マルクス 古き神々と新しき謎 失われた革命の理論を求めて

マイク・デイヴィス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750350400
ISBN 10 : 4750350400
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

危機を迎える現代世界にマルクスが再び降臨する。非正規労働、自国第一主義、地球温暖化…資本主義が生んだ諸矛盾に『感染爆発』『スラムの惑星』の著者が挑む渾身の論考。

目次 : 第1章 古き神々、新しき謎―革命的主体についての覚え書き(普遍的階級/ 階級戦争の時代/ 命題)/ 第2章 マルクスの失われた理論―一八四八年のナショナリズムの政治(国民なきナショナリズム/ マルクスに反するマルクス/ 階級とナショナリズム/ 利害の計算)/ 第3章 来るべき砂漠―クロポトキン、火星、そしてアジアの鼓動(シベリアの探査/ アジアと火星の乾燥/ 病的科学)/ 第4章 誰が箱舟を作るのか?(知識人の悲観論/ 想像力の楽観論)

【著者紹介】
マイク・デイヴィス : 1946年カリフォルニア州フォンタナ生まれ。精肉工場の工員やトラック運転手、SDSの活動家といった経歴の持ち主。リード大学で歴史学を学んだあとUCLAに進むが学位をとっていなかったために教職につかない時代を長く過ごした。南カリフォルニア大学建築学部とカリフォルニア大学アーヴァイン校歴史学部を経て現在はカリフォルニア大学リバーサイド校クリエイティブ・ライティング学部の名誉教授。『ニューレフト・リビュー』誌の編集委員でもある

佐復秀樹 : 1952年群馬県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。イギリス演劇専攻

宇波彰 : 1933年静岡県浜松市生まれ。東京大学大学院修士課程修了(哲学専攻)。明治学院大学、札幌大学などで講じ、現在、明治学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sayan

    マルクス関連本を手に取るのは久々で、著者の作品としては2冊目。以前読んだ要塞都市LAの議論が斬新だった。本書はそのタイトルにグラハム・ハンコックを、表紙画にカルト的な魅力を感じた。内容は多岐にわたり、各パートの印象に濃淡がある。タイトルでもある「古き神々」である「はず」のマルクス等の理論が今直面する課題に対する限界を指摘する第一章が特に刺激的。例えば、労働者階級のうち不安定労働者が多々占めるいま、階級(革命)主体としてどう戦略をたてるのか。同様の苦悩は、映画「ハゲタカ」の一幕にも共通し生々しく描写された。

  • yooou

    ☆☆☆★★ 読みにくい本だった。なんでなのかと考えると自分の世界史観とこの本にある労使の階級闘争の歴史観が全然かみ合わないからだと思う。つまり全く知らない歴史だった。臥せられいるのだと思った

  • スプリント

    なかなか難解でした。 時を開けてから再読したい。

  • sakesage

    マイク・デイヴィスの本書を数ヶ月前に読んでいて本棚に入れていなかったこともあるのだが、何よりもこの本がアクチュアルに刺激的だという点、それからトラック労働者でありながら在野のマルクスだけではない19世紀以降の労働運動をネットサーフィンで読み進めてきたという強者感に心を大変にひかれた。とまぁ、彼に習ってマルチェロ・ムスト編著『万国の労働者団結せよ!マルクスと第一インターナショナルの闘い』を先ほど読了。第一インターに在籍していたマルクスだけではないアンソロジー。この本はブックメーカーに検索でヒットしない。なぜ

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