ベルナール・スティグレール

Individuals/organizations Page

Books

愛するということ 「自分」を、そして「われわれ」を

ベルナール・スティグレール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794807434
ISBN 10 : 4794807430
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代人が失いつつある生の実感=象徴の力。その奪還のために表現される消費活動、非政治化、暴力、犯罪によって崩壊してしまうものとは…。現代フランス哲学書の市民的ベストセラー。

【著者紹介】
ベルナール・スティグレール : 1952‐。デリダの指導で哲学博士号を取得したのち、大学講師を経て、INA(国立視聴覚研究所)副所長、IRCAM(音響・音楽研究所)所長などの要職を歴任。またフランス国立図書館のアーカイヴ化に携わるなど、フランスのメディア政策を主導し、現在はポンピドゥー・センターの文化開発ディレクターを務める。さらに文化産業が支配する現代社会を問題化する国際的運動組織Ars Industrialisを立ち上げ、精力的に活動している

ガブリエル・メランベルジェ : 上智大学教授。専門はフランス現代思想、フランス語文体論

メランベルジェ眞紀 : 上智大学講師。上智大学外国語学部フランス語学科卒業、東京都立大学大学院博士課程満期退学、パリ第一大学DEA取得(哲学史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 左手爆弾

    「自分」を愛せないことから「われわれ」を愛せないことが生じる。「生きる実感を得るためには悪を働かなければならない」と日記に記したリシャール・デュルンの事件を「われわれの代表者としての市議会を殺害しようとした事件」と解釈し、自己を愛する「ナルシシズム」の欠如を見る。現代人は、「われわれ」ではなく消費者としての「みんなon」になり、そこには意味を産み出す力が欠けている。過去(=われわれの歴史)を継承することが「われわれ」への途のひとつ。狂気は社会にとっては敵だが、個体化のプロセスとしては最も重要。

  • Ecriture

  • kentaro mori

    ⚫︎私が「私」になれるのは、ある「われわれ」に属しているからこそなのです。「私」も「われわれ」も個となっていくプロセスなのですが、そうである以上、「私」そして「われわれ」というものはある歴史を有しています。それぞれの「われわれ」が異なる歴史を持っているという意味だけではありません。大事なのは、「われわれ」というものの個体化の条件が、人類の歴史の中で変化するということなのです。⚫︎個体化のプロセスとは構造的に完遂しえないものです。ただし継承というプロセスを経て継続されることはあります。つまり個体化に向かい

  • ひろゆき

    フランスの極右国民戦線に投票した人たちに皮肉として献じた本。講演が元となっている。未見の言葉が出てくるが親切な注釈があるので助かる。新製品を絶えず売るために、(たとえば日本ではクリスマスやバレンタインデー、そしてハロ−ウィンと)「暦」の破壊が進む。それが虚構でかつ必要な「われわれ」を壊すにいたり、「わたし」の本源的なナルシズムが失われる、とか。自分を愛せないから、他人も愛せない。ましてや異民族など。日本の草食男子増殖もこのあたりにりに理由があ、とか、結構いろいろ考えた。

  • じょに

    スティグレールは嫌いではない。『技術と時間』の翻訳出して欲しい。。マジで。。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items