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ISBN 10 : 4302104724
Content Description
誰だろう、彼の好きな人って。
考えると胸がちくりと痛い‥‥。
父と母が旅行中に交通事故で亡くなった、ですって‥‥?
看護師長のクロティルドは突然の悲報に、思わずへたり込んだ。
そんな彼女を心配して実家まで送ってくれたのは、
この3年間、同じ病院で共に働いているドクター・サッカリー。
その後も彼は、深い悲しみに沈むクロティルドを励まし、
身寄りのない彼女の面倒を何くれとなく見てくれた。
悩みを聞くためと言って食事にも誘ってもらい、
クロティルドはドクター・サッカリーとの距離が縮まることを喜んだ。
だが職場での彼はただの仕事仲間に逆戻りで、寂しく思う。
しかも、彼には職場に結婚を決めた相手がいると聞いて胸を痛め‥‥。
世界のベティ・ニールズファンの中には、オランダを旅行する際にベティの小説を旅の案内書として持参する人もいるという逸話があります。かつてHQイマージュの記念号に選ばれた本書は、ロンドンからオランダのライデンへの愛の旅路が描かれた名作です!
【著者紹介】
ベティ ニールズ : イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後12年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、よいロマンス小説がないと嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、執筆を決意した。1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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