ヘンリ・アルフレッド・キッシンジャー

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キッシンジャー回想録中国 上

ヘンリ・アルフレッド・キッシンジャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000238748
ISBN 10 : 4000238744
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

米中和解へと至る歩みを、清末中国の西洋との出会いから語り起こし、周恩来や毛沢東らとの対話を詳細に紹介しながら再構成する。異なる価値観をもつ両大国が、いかにして対話を進めたのか。中国の伝統文化や思想に深い理解を示し、外交の現場で常に中国の真意を見抜いてきた著者の観察眼が光る。

目次 : 第1章 中国の特異性/ 第2章 叩頭問題とアヘン戦争/ 第3章 優位から没落へ/ 第4章 毛沢東の継続革命/ 第5章 三極外交と朝鮮戦争/ 第6章 中国と両超大国との対立/ 第7章 危機の一〇年/ 第8章 和解への道/ 第9章 関係の再開―毛沢東、周恩来との最初の出会い

【著者紹介】
ヘンリー・A・キッシンジャー : 1923年ドイツ生まれ。ハーバード大学教授を経て米政権入りし、1973年から77年まで第56代国務長官を務める。1973年にノーベル平和賞を受賞

塚越敏彦 : 1947年生まれ。共同通信社上海支局長、北京支局長、編集局次長を経て社団アジア地区総代表、KK国際情報センター長

松下文男 : 1947年生まれ。共同通信社ニューデリー支局長、ワシントン支局員、ロンドン支局員、国際局、システム局を経てKK共同ジャパン・ビジネス・センター編集長

横山司 : 1949年生まれ。共同通信社ナイロビ支局長、ロンドン支局員、香港支局長、外信部長、編集委員を経て退社後、翻訳家

岩瀬彰 : 1955年生まれ。共同通信社本社経済部、香港支局、KK共同情報編集部長、中国総局次長、編集局ニュースセンター副センター長、熊本支局長を経て社団アジア室編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 大森黃馨

    米国外交界の中国分野の重鎮として耳にはしていたキッシンジャー氏先日享年百歳にして亡くなられたという事でそれを切っ掛けに以前から気にはなっていは同氏の著作を手にする 先ずは中国の意識の解説パートに圧倒されるそこに見出だせる中華帝国の意識は異次元人のものだ(悪いとか邪悪とか言うわけに非ず) こうしてみるとネット等で見られる中国論が如何にも軽く軽薄単なる善悪二元論にすぎないかのように思えてくる

  • ドロレス

    あとがきで、訳者が公文書館から「キッシンジャーは周恩来に、日米安保は日本の軍国主義再発を抑える装置だと伝えた資料を見つけた」とかいてる。なぜキッシンジャーが書いた本書本文にはそれがないかがポイント

  • かんたろう

    キッシンジャーが実際に出てくるのは全体の3/4を過ぎたあたりのところだが、それより前の部分、中国の歴史について解説してあるところが面白い。我々だとどうしても日本というフィルターを通して中国を見てしまうが、米国の視点から中国をみるとこう見えるのか、という点が興味深かった。ある意味、今の中国を理解する一助にもなるかもしれない。上巻はニクソンと毛沢東との会談がクライマックスだったが、下巻がどうなるのか楽しみ。

  • 冬薔薇

    戦後中国の歩みと文化大革命、そのさなかのニクソンショック。アメリカ視点の歴史観も面白い。権力闘争の凄まじさ、中国人のパワーは凄い。破壊の文革は失われた十年ではなく現在の体制に必要な基礎だったのだろうか。会談は外交戦争で言葉を読み間違えたら一大事、いかに自国に有利に持っていくか。今の日本の外交官と比べてしまう。周恩来はやはり偉い。

  • KN

    70年代、中国とアメリカは、ソ連の覇権主義に対抗するために実質的な同盟関係を結ぶ。この関係が中国の復活に対して果たした役割は測り知れない(強力なリーダーが存在したことの方が大きいだろうが)。そう考えると、中国とソ連の関係が悪化した時に、アメリカの大統領が現実主義のニクソンであったという偶然は大きい(ちなみに国務長官はキッシンジャー)。アメリカの大統領に多いイデオロギー重視の理想主義者では、社会主義国の中国と実質的同盟関係に入ることなどありえなかっただろう。

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