ブルース・チャトウィン

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パタゴニアふたたび (新装復刊)

ブルース・チャトウィン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560084243
ISBN 10 : 4560084246
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

英米を代表するふたりの文学的旅行者が語る「地の果て」への想い。

【著者紹介】
ブルース・チャトウィン : 1940‐1989。英国シェフィールド生まれ。モールバラ・カレッジ卒業後、美術商サザビーズで鑑定・蒐集に携わる。その後、エディンバラ大学で考古学を学び、『サンデー・タイムズ』で働きながらトラヴェル・ライターとして活躍。1977年に発表した紀行『パタゴニア』で多くの文学賞を獲得、一躍注目を集めた。自選集『どうして僕はこんなところに』(89年)を遺して病死

ポール・セルー : 1941‐。米国マサチューセッツ州生まれ。マサチューセッツ大学卒業後、平和部隊に参加し、教師としてマラウイに滞在。その後、マケレレ大学(ウガンダ)で英語を教えていた時期に作家のV・S・ナイポールと出会う。1967年、『ワルド』で作家デビュー。シンガポール国立大学で教職に就いたのち、英国ドーセットを経てロンドンに移り住む。75年、ロンドンからトルコ、イラン、インド、タイ、ヴェトナム、日本、ソ連などを鉄道で旅する旅行記『鉄道大バザール』を発表し、旅行作家としての地歩を固めた

池田栄一 : 1951年生まれ。九州大学大学院修士課程修了。英文学専攻。東京学芸大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 紫羊

    チャトウィンとポール・セルー、ふたりの文学的旅行者が交互に語るパタゴニア。対談というのではない、でも、パタゴニアが持つ強烈な磁力でふたりの語りはひとつの流れとなって読者を地の果てに誘う。それにしても、そして誰もいなくなった…と、原住民であるヤーガン族の絶滅に至る記録に心が重くなった。

  • 星落秋風五丈原

    パタゴン(巨人)の国という謂れで名付けられたパタゴニアへへの仮想旅行を綴る。シェイクスピアの『テンペスト』のキャりバンのモデルにされているが、本当のところは気候が良くてよく育った人種だったのでは。後半になるほど文学の引用が増える。ボリュームが少なくてすぐ読めます。

  • Tenouji

    以前のパタゴニアは、そんなにも「世界の果て」だったのか…見てみたいものだ。

  • メセニ

    チャトウィンとポール・セルー(セローの方がおなじみ?)によるパタゴニア再訪についての単なる紀行文かと思いきや、どうもそうではないらしい。二人が互いにパタゴニアを回想するには違いないが、そこでの見聞が詳細に語られることはない。ほとんどはその土地を主題にした文学的連想だ。チャトウィン流に言うならば、二人が「文学的旅行者」となって案内してくれるわけだ。大航海時代の文献や文学作品を紐解きながらの語りは徐々に白熱し、100頁にも満たない作品だが十分に読み応えがある。「地の果て」と称されるその土地に俄然が興味が湧く。

  • 水蜘蛛

    "最果ての地"パタゴニアをめぐって、二人の「文学的旅行者」が回想し、経験と膨大な文献からなぜ人々がパタゴニアに魅せられるのか等、深く考察していく。ブルース・チャトウィンの『パタゴニア』の圧縮版と言ったところか。しかしながら、この二人の「パタゴニア論」は大変興味深い。また、ポール・セローによると、「人の死に様はどうあるべきか? 完璧な死とは『パタゴニア的』な死なのだ」と本著で言っており、まさしくチャトウィンの最期のことだと思った。

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