フィリップ・ヴァルテール

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英雄の神話的諸相 ユーラシア神話試論I

フィリップ・ヴァルテール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784805751817
ISBN 10 : 4805751819
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

目次 : 第1章 自然の掟に反した英雄の懐胎―シャルルマーニュと妹の近親相姦‐中世史に残る「噂」をめぐる解釈学試論/ 第2章 火による英雄の生成―鉄の英雄と鋼の筋肉(インド=ヨーロッパの英雄の火からの生成)/ 第3章 誕生した英雄を待つ試練―捨て子神話における海上を漂流する箱舟/ 第4章 英雄の通過儀礼―ドラゴンの血(ジークフリート、フィン、タリエシン、テイレシアス)‐古ヨーロッパの神話を求めて/ 第5章 英雄の武勇伝―伝ネンニウス『ブリトン人史』(9世紀)が伝えるアーサーの12の戦い‐神話伝承とケルトの固有名をめぐって/ 第6章 ヨーロッパの3人の英雄の挑戦―ローラン、トリスタン、ペルスヴァル‐中世ヨーロッパの英雄の3つの顔/ 第7章 暦の中の太陽英雄―ルグおよびルゴウェスと太陽英雄の死/ 第8章 英雄の死と変容―ハクチョウを連れた英雄(日本とヨーロッパ)‐ユーラシア神話を求めて/ 第9章 英雄の死後の住処―山の中の王‐さまよう霊魂の住処の伝承をめぐって(ティルベリのゲルウァシウスからアルフォンス・ドーデまで)

【著者紹介】
フィリップ・ヴァルテール : 1952年、フランス・モゼル県メッス生まれ。グルノーブル第3大学名誉教授。1999年から2013年まで同大学想像世界研究所所長。文学博士。専攻は中世フランス文学・比較神話学

渡邉浩司 : 中央大学経済学部教授。名古屋大学大学院文学研究科博士課程(仏文学)満期退学。フランス・グルノーブル第3大学大学院に学ぶ。文学博士(課程博士)。専攻は中世フランス文学。著書に『フランス民話集1〜5』(中央大学出版部、2012〜2016年、第51回日本翻訳出版文化賞)などがある

渡邉裕美子 : 翻訳家。名古屋大学大学院文学研究科修士課程(仏文学)修了、同博士課程中退。渡邉浩司との共訳書に『アーサー王神話大事典』(原書房、2018年、日本翻訳家協会2018年度翻訳特別賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スプリント

    主にヨーロッパとアジアに伝えられている英雄伝説から特徴的なエピソードを取り上げて解説しています。世界各地でとても似たエピソードが多数存在することがわかります。

  • Oltmk

    アーサー王・シャルルマーニュ・ローランなどの英雄の出来事や事象を神話的に読み解く専門書。 キリスト教の黙示録が広まる以前のヨーロッパにアーサー王やシャルルマーニュなどの時代を代表する英雄に復活伝承があったのが興味深かった。 ローエングリンとヤマトタケルの白鳥伝承の比較でアルタイ神話が出てきたのが思っていた事が出てきた感じで、今後もユーラシア神話研究が進んで中央アジアへの視点が深まる事を願いたい。 日本の専門書でも中国神話の研究でヨーロッパや中東などの他地域と比較する専門書が欲しいのだが…

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