ピーター・b・メダワー

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若き科学者へ 新版

ピーター・b・メダワー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622085300
ISBN 10 : 4622085305
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ノーベル賞生物学者メダワーによる、理系の若者への助言の書。凡百の説法本とは一線を画す切れ味の金言・叡智の宝庫として世界中で40年近く愛読されており、いまや科学者精神と研究倫理の世界標準を示すといえる名著である。テーマの選び方から成果発表のコツまで、著者のアドバイスはつねに本質に触れ、研究者として生きる人々の流儀とはどのようなものかを浮かび上がらせる。

目次 : 序論/ 科学研究者への適性とは?/ 何を研究しましょうか?/ 科学者として進むための装備の仕方/ 科学における性差別と人種差別/ 科学者の生活と作法の特殊性/ 若い科学者と年長の科学者/ 研究の発表/ 実験と発見/ 賞と栄誉/ 科学の方法/ 科学的メリオリズム(改良主義)と科学的メシアニズム(救世主義)

【著者紹介】
ピーター・B.メダワー : 1915‐87。生物学者。リオ・デ・ジャネイロに生まれる。ペニシリン開発の初期の時代に、オックスフォード大学フローリー病理学研究所で研究生活に入る。1947年バーミンガム大学動物学教授、51年ロンドン大学動物学教授、62‐71年ロンドン国立医学研究所長を歴任。また1949年より王立学会会員。1960年、移植免疫性の理論ならびに実験についての業績に対し、F・M・バーネットとともにノーベル医学生理学賞を受賞

鎮目恭夫 : 1925年生まれ。1947年東京大学理学部物理学科卒業。科学思想史専攻。科学評論家。2011年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nchiba

    若い科学者がどう考え、行動すべきか丁寧に語っている。科学者になろうという人は読んでおくべき本だと思う。

  • エヌ

    「誰が科学者であるかは何をするかによって決まる。」研究者の肩書きを持つ者のみが科学者ではない。原理原則のもと、問題の設定、解決のための仮説を立て、批判的な実験を行い、仮説の真否を問う。これらの知識の追及とともに世界をより良いものにしようとする者が三田科学者たりえるのだと日々の行動、習慣を見直すよいきっかけをくれた。また、実験結果が仮説を否定するものであっても真摯に向き合うこと、失敗を隠そうとしないこと といったメッセージも同時に心に刻んでおきたい。

  • Y. Takahiro

    科学者であるために身に着けるべき普遍的な哲学と論法を学べる一冊。1979年の刊行され,すでに38年経っているが,本質的な科学論であると証する本書の内容を素直に受け入れて,今後の研究活動の指針かつドライブにしていきたいと感じた。

  • 青色

    進学を考えていたときに買って積読していたのを読む。理系研究をする人向けの本とは思うので個人的に参考にする点はそんなないんだけど、実際に理系で研究を取り組む人とかには色んな項目ごとに別れてて(配偶者を持つことについてとかもある)参考になると思う

  • ソノダケン

    科学の方法論に関しては、ポパーの反証主義に好意的で、クーンのパラダイム論にやや批判的。著者はクーンの説く「通常科学」は、敬虔なブルジョワ的満足を匂わせる世界観だと言う。だが実際の研究室は、毛沢東主義者が叫ぶ不断の革命の小宇宙に似ていると。そしてクーンが想定する全体的に停滞ぎみの学問観は、社会科学にしか当てはまらないのではと。つまり理系が左翼で、文系が右翼ってわけ。メノッティやグアルディオラが左翼で、モウリーニョが右翼って話を髣髴させる。

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