Books

ボナールとマティス 手紙の二人

ピエール ボナール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763023179
ISBN 10 : 4763023179
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

フランス画壇の巨匠ボナールとマティスの50代から最晩年(1930〜1940年代)までに交わされた手紙を紹介する往復書簡集。画家や研究者、美術関係者は長年、フランスで出版された原書をフランス語で読むしかありませんでした。本書は待望の翻訳本です。人となりを知るための第一次資料といわれる書簡は資料的価値があり、同時に人々の興味を引くものでもあります。直筆書簡、肖像写真、作品図版も入った構成で、二人の親密な魂の交歓に触れることができます。毎年どこかの展覧会で展示されるボナールとマティスの作品をより深く鑑賞するための手引書となり得る、貴重な往復書簡集です。翻訳本には特別に、画家野見山暁治氏による本書に寄せた言葉を収録。野見山氏がボナールとマティスの往復書簡をどう受け止めたのか、画家としての思いは心に迫ります。美術ファンにはぜひ手に取っていただきたい一冊です。

【著者紹介】
山内由紀子 : 1969年生まれ。英語・仏語翻訳家。東京大学教養学部フランス科卒業。ニューヨーク州立ファッション工科大学卒業。長年の会社勤務の後、現職に転身。東京、神奈川の他、パリ、ルクセンブルク、ニューヨークで生活経験がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 帽子を編みます

    新着図書のコーナーにありました、どうしても手に取りたくなるのはなぜでしょう。フランスの画家ボナールとマティスの往復書簡、絵葉書から始まった文通は二十年超続きます。二人の友情、親愛、絵画への思い、「この展覧会、君も出す?」ちょっとした問い。筆記体の手紙、Mon cher〜から始まる手紙、戦時中の不自由な状況、お互いの体調を気遣うもの、読んでいて二人の関係が心地良かったです。お互いへの尊敬、理解、こんな友と手紙を交換しあえるのは羨ましい。挟み込まれるモノクロの写真、艶のある白い用紙、美しい装丁です。

  • フム

    図書館本。8月で終わったマティス展に行けなかったことを残念に思っていたところだった。野獣派として鮮やかな色彩が目に飛び込んでくるようなマティスと、印象派を引き継いだような、ボナールの作品からは、想像できなかったが、2人には40年もの友情があった。残された書簡に、そのあたたかい交流を見ることができる。お互いの健康的を気遣いつつ、むすびには「あたたかい友情を」という言葉が添えられていて、離れている間もお互いを思う気持ちが尊い。書簡を通して2人の画家の人間性に触れられることで、作品の鑑賞も深まりそうな気がした。

  • takakomama

    2歳違いの同時代の画家、ボナールとマティスの62通の往復書簡。ふたりの写真や肉筆の写しも載っています。自身の体調や仕事、友人や戦争、不安や悩みなどの本音を打ち明け、相手を気遣い、励まし合っています。お互いに心を許せる大切な友人ですね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items