ビヴァリー・ナイドゥー

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ヨハネスブルクへの旅

ビヴァリー・ナイドゥー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784378014777
ISBN 10 : 4378014777
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アパルトヘイト下の南アフリカ。黒人居留地に住む姉と弟が街へ旅をするあいだに、様々な矛盾に遭遇する。現在の社会や人間性についても、読み手の心に強く語りかける作品。

【著者紹介】
ビヴァリー・ナイドゥー : 1943年イギリス自治領南アフリカ連邦に生まれ、白人社会の一員として育った。大学時代に反アパルトヘイト運動に身を投じてとらわれ、8週間の獄中生活を送る。この体験による目覚めが彼女の作家としての姿勢を方向づけた。1965年イギリスに亡命。1985年、児童向け処女作『ヨハネスブルクへの旅』を発表、ペアレンツ・チョイス賞オナーブックなど英米で4つの賞を受賞した。1989年の『炎の鎖をつないで』(偕成社)、1995年の『No Turning Book』も数々の賞にかがやいている。『真実の裏側』(めるくまーる)は2001年に、英国で最も権威のある児童文学賞、カーネギー賞を受賞した

もりうちすみこ : 森内寿美子。1955年、福岡県生まれ。九州大学教育学部卒業。訳書『ホリス・ウッズの絵』(さ・え・ら書房)が産経児童出版文化賞に、訳書『真実の裏側』が同賞推薦図書に選ばれる

橋本礼奈 : 北海道生まれ、東京在住。武蔵野美術大学大学院修了。個展、公募展などでおもに油絵の作品を発表しながら、壁画、挿絵、テレビドラマの美術協力などの仕事をする。主体美術協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    アパルトヘイトという言葉を聞いたのは小学生?中学生?の社会だったような?あまり深く考えず、ただテストのために覚えた言葉でした。それがつい最近(25,6年前)まであったとは…。大人になって絵本に関わるようになって、子どもの本から知った言葉になり、関連する本を読むようになりました。少女ナレディは幼い妹ディネオが病気になり、300キロ離れたヨハネスブルクで働く母のところへ旅をします。母をたずねて3000里のようなイメージでしたが、黒人であるがゆえの差別に心が痛くなります…。

  • shiho♪

    高図書本。高学年〜。アパルトヘイト下の南アフリカ。1994年まで人種隔離政策が続いていたんですね。教科書で習った単語ですが遠い時代の遠い国の政策だと思っていました。なんと無知な自分…。 姉ナレディと弟ティロには赤ん坊の妹が。その妹が重い病気になり、ヨハネスブルクに住み込みで働く母親を連れてこようと、姉弟で旅に出ます。その距離300キロ。道行く人が温かく、助けてもらってなんとか母親と再会。ほっとする反面、旅の途中で見る光景は黒人を人間と扱わない不平等の世界。姉弟の目線と同様に私にも痛いほど伝わってきました。

  • ネジとサビ

    南アフリカと言えば、かつてイギリスの植民地、金、アパルトヘイトにネルソン・マンデラ…。 そんな単語の羅列でしかなかった南アフリカアパルトヘイト下の暮らしぶりを知ることができる児童書。 中でも衝撃的だったのがソウェト蜂起。何故起こったのかという理由もさることながら、私の生まれた翌年ですら、まだこんな状態だったのかと驚かされる。 南アフリカにはアパルトヘイトと言って、人種差別がありました、と習うより、この一冊を読んだ方が、どうして?という憤りと共に、もっと知りたくなるだろう。高学年〜中学生にも。

  • hoguru

    アフリカに関する本を一冊と、映画を一本みて、アパルトヘイト下の南アフリカについて子どもに読ませたいと思い、まずは私一人で読んだ。2人の子どもがさまざまな矛盾を知る旅。この旅の目的自体、楽しい旅ではない。今8歳の息子でも容易にこの矛盾に気づくだろうな。

  • テツ

    アパルトヘイトが存在していた時代に病気になった妹のことを母に知らせるために弟と一緒に300km離れた母の出稼ぎ先であるヨハネスブルクを目指す黒人の少女。きらびやかで豪邸が立ち並ぶ大都会。しかしその巨大な建物は全て白人のための物だった。少女が初めて体験した黒人への差別。差別をすること、差別をされること。アパルトヘイトの弊害とそれが消え去った後のアフリカの現状。アフリカ(というか植民地全般か)を食い物にしてきた国々は反省するべきだ。

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