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イラストでまなぶ! 用兵思想入門 編制編

ヒライユキオ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798634890
ISBN 10 : 4798634891
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦う軍隊はどのように組織されるのか。「編制」から軍隊の組織と用兵思想を読み解く。もっとも基本的な編制単位といえる「師団」の起源から「3単位師団」や「4単位師団」といった編制の基礎知識、現代のアメリカ軍やロシア軍の編制まで解説。

目次 : 第1講 諸兵種連合部隊と師団という基本単位(編制の基礎知識/ 師団という諸兵種連合部隊/ 師団の基本的な編成/ 師団の基本的な運用/ 第1講まとめ)/ 第2講 機甲師団への道のり(戦車による歩兵部隊の支援/ 戦車部隊を主力とする諸兵種連合部隊の登場/ 快速の戦車部隊を主力とする装甲師団の登場/ 装甲師団の編制・装備の改善と戦闘団の編成/ 第2講まとめ)/ 第3講 コンバット・コマンドという革新(コンバット・コマンドへの道/ コンバット・コマンドを導入した機甲師団/ 第3講まとめ)/ 第4講 用兵思想を反映した部隊編制の変化―戦後のアメリカ軍(大量報復戦略とペントミック師団/ 柔軟反応戦略とROAD師団/ エアランド・バトルと師団/ トランスフォーメーションと旅団戦闘団/ マルチドメイン・オペレーションズとMDTF/ 第4講まとめ)/ 第5講 用兵思想を反映した部隊編制の変化―戦後のソ連軍/ロシア軍(第二次世界大戦末期の部隊編制と運用/ 軍の規模縮小から師団編制の規模拡大へ/ 核戦争を考慮した師団編制の規模縮小/ 通常戦争を考慮した改編と装備の近代化/ ソ連の崩壊とロシア軍の再建/ 第5講まとめ)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 毎日が日曜日

    ★★★★

  • つわぶき

    陸軍部隊の編制について、師団の基本、機甲師団の成立、WW2〜現代の米陸軍及びソ連・ロシア軍の部隊編制の変化を図解で紹介する本。戦車、自動車、航空機、核兵器、誘導兵器、情報通信機器等々の技術発展や運用構想の変化に伴って師団や軍の改編が行われたことが分かる。また、冷戦終結後は非正規戦や局地紛争への対応容易化を期して旅団以下での戦闘を重視した編制を定める傾向であった一方、現下の情勢変化によって、かつての大規模正規戦に応じる編制に見直されつつあることは、情勢の緊迫度合を覗えると言える。(続く)

  • 頭飴

     用兵思想×編制。用兵思想シリーズの編制編。  各講の初めにイラストで解説する内容を載せており、最後にも箇条書きでまとめを書いていて内容の作りが分かりやすく出来ていた。  けれど部隊の規模に馴染みがないため、出てくる規模感覚が掴みづらくイメージが難しい部分も所々あった。  後半ではアメリカ軍、ロシア(ソ連)軍の戦後から現代までの編制の変化について解説され、ロシア・ウクライナ戦争についても触れられていた。  部隊の新設や改編が行われた際の意図や目的を知る上で、素地を与えてくれる本書であった。

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