パーシー・ビッシュ・シェリー

Individuals/organizations Page

Books

シェリー詩集 新潮文庫

パーシー・ビッシュ・シェリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102180013
ISBN 10 : 410218001X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

十九世紀英国ロマン派の精髄、屈指の抒情詩人と言われるシェリーは、社会の不正と圧制を敵とし、愛と自由を謳いつづけて、その短い生涯を終えた。彼の純潔な魂と、熱狂的な理想主義は、いつまでも若者の心を捉える。また、詩人の使命は予言者的なものであるとして、詩の想像力と道徳的な機能を主張した「詩の擁護」は、最高の詩論のひとつにかぞえられている。

目次 : 初期の詩/ 一八一六年の詩/ 一八一七年の詩/ 一八一八年の詩/ 一八一九年の詩/ 一八二〇年の詩/ 一八二一年の詩/ 一八二二年の詩/ 詩の擁護

【著者紹介】
シェリー : 1792‐1822。南イングランド、サセックス州の富裕な大地主の家に生れる。オックスフォード大学に入学、急進的なパンフレットを出したため、翌年放校される。後に怪奇小説『フランケンシュタイン』を書くメアリーと結婚、バイロンと親交を結ぶ。イタリアで、ヨット帆走中に激しい雷雨に遭い溺死

上田和夫 : 1928年金沢生れ。東大英文科卒業。元研究社出版編集担当、元明星大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 扉のこちら側

    2016年14冊め。再読での2度目の登録だが、2011年に図書館から借りて一読後に自分で購入し、その後も度々目を通していた。「ロマン派詩人」というカテゴリらしいが、詩に詳しくないが故にそれだけを聞くとなんだかふわふわしたロマンチックなものを想像してしまうのだが、理想主義が故に社会の不正を糾弾している姿勢もあり、深く考えさせられる。【第54回海外作品読書会(1月8&9日)】

  • ロビン

    19世紀イギリスロマン派の詩人P・B・シェリーの詩集で、キーツの死を悼んだ挽歌「アドネース」、有名な「西風に寄せる歌」「ひばり」などの名篇と、詩の想像力の効用を説いた詩論「詩の擁護」を収録している。学生時代に強すぎる正義感から奇矯な行動をとることがあり「きちがいシェリー」と渾名されたという逸話が好きであるが、高い理想は世にはなかなか受け入れられず、また別れた妻や子どもの死という打撃もあり「『時』の海よ おまえの深い悲しみの波は 人の世の涙で あまりにもにがい!」など世の無常を歌った作品も多い印象だ。

  • 風に吹かれて

    「目にみえぬ」が「いのちの不安な夢に 魅惑と真実をもたらす」もの、それは「美の精」。『理想美を讃える歌』(1816)はこの世界に美をもたらす「美の精」を愛しみ崇めることを詠う。亡きキーツを悼む長い詩『アドネーイス』なども収録されているが、「美の精」が創った世界を言葉で表現しようとした詩人という印象を持った。 アイスキュロスやダンテなど先人を尊敬し、世界を美しく見るシェリー(1792-1822)の詩は、読む者の世界を見る眼を変えてくれる。世に在ることの謙虚さというようなものを考えさせてくれる。 →

  • 有沢翔治@文芸同人誌配布中

    パーシー・ビッシュ・シェリーはロマン主義の詩人である。感情を肯定し、自然を賛美するとともに、「イングランドの人びとへ」などの社会問題を扱った詩も多く残している。本書は時系列順に配列し、さらに文学と倫理の関係について論じた詩論、「詩の擁護」をも併録している。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51508038.html

  • ダイキ

    イギリスロマン派。ヘルダーリンを髣髴とさせる高邁な調べ。詩人による詩論、『詩の擁護』が併録されているのが本当に有難い。「ある情景、ある情熱を表現する一語、一筆が、魔法の琴線にふれ、かつてこのような感動を経験した人たちの心の中にねむり、冷却し、埋もれている過去のすがたを生き生きとよみがえらせるのである。詩はこうして、この世のもっとも真実な、もっとも美しいものを、すべて不滅にする」

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items