フィッシュ臨床精神病理学 精神医学における症状と徴候

ＤＳＭ、ＩＣＤの登場以前より精神科研修と臨床実践を牽引してきた古典的名著の改訂第３版。パーソナリティ障害ほか多数の項目を新規追加。フィッシュの臨床記述と精神病理学的洞察を新たな世代の学生と臨床家に示す。

目次 : 第１章　精神医学的障害の分類/ 第２章　知覚の障害/ 第３章　思考と会話の障害/ 第４章　記憶の障害/ 第５章　情動の障害/ 第６章　自己体験の障害/ 第７章　意識の障害/ 第８章　運動障害/ 第９章　パーソナリティ障害

【著者紹介】
パトリシア・ケージー : ダブリン大学精神科教授、マーター・ミゼリコーディエ大学医学部附属病院精神科専門医。５冊の著書がある。研究領域はパーソナリティ障害と自殺。「うつ病の転帰に関する国際ネットワークグループＯＤＩＮ（Ｏｕｔｃｏｍｅ　ｏｆ　Ｄｅｐｒｅｓｓｉｏｎ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）Ｇｒｏｕｐ」の中心的研究者の１人であり、Ｂｒｉｔｉｓｈ　Ｍｅｄｉｃａｌ　Ｊｏｕｒｎａｌ、Ｂｒｉｔｉｓｈ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙなどに４０以上の論文を発表

ブレンダン・ケリー : ダブリン大学精神科・成人精神医学部門、マーター・ミゼリコーディエ大学精神科専門医・上級講師。２００３年、Ｇａｓｋｅｌｌ賞（王立精神医学会）受賞。研究領域は精神病の疫学、精神疾患と社会的要因の関係など。医学博士号および医療管理と疫学の修士学位を取得。Ｌａｎｃｅｔ、Ｂｒｉｔｉｓｈ　Ｍｅｄｉｃａｌ　Ｊｏｕｒｎａｌ、Ａｍｅｒｉｃａｎ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙ、Ｂｒｉｔｉｓｈ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙなど広範な医学・精神医学雑誌に論文を発表

針間博彦 : １９６３年山口県宇部市に生まれる。１９８８年東京大学医学部医学科卒業。１９９７年東京大学大学院医学系研究科修了、東京大学医学部精神医学教室助手。１９９９年東京都立松沢病院精神科医員。２００２年東京都立松沢病院精神科医長。専攻は臨床精神医学、精神病理学

中安信夫 : １９４９年山口県宇部市に生まれる。１９７５年東京大学医学部医学科卒業、精神医学教室に入局。１９８４年群馬大学医学部神経精神医学教室・講師。１９８８年東京都精神医学総合研究所社会精神医学研究部門・副参事研究員。１９９１年東京大学医学部精神医学講座（現大学院医学系研究科精神医学分野）・准教授。専攻は臨床精神医学、精神病理学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）