バーツラフ・シュミル

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バーツラフ・シュミル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784315525861
ISBN 10 : 4315525863
Format
Books
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

世界屈指の思想家、統計分析の第一人者である著者は「限りある地球で無限の成長はあり得ない」と言います。本書では微生物のようなミクロから帝国のようなマクロまで、世界中のさまざまな形態の「成長」を、数値データを用いて壮大なスケールで解説。徹底した事実の明示によって成長の限界を導き出し、「脱成長」を提唱する世界的話題作です。上巻では、成長の共通パターンを解説したうえで、病気を引き起こす微生物、作物の栽培、動物や人間の成長、エネルギー変換に関するデータを提示。多様な成長曲線から見える真実を明らかにします。

目次 : 第1章 軌跡:成長の共通パターン(タイムスパン/ 成長研究に関連する性能指数/ 直線的成長と指数関数的成長/ 制限された成長パターン/ 成長の集合的成果)/ 第2章 自然:すなわち生物の成長(微生物とウイルス/ 樹木と森林/ 作物/ 動物/ ヒト)/ 第3章 エネルギー:すなわち一次変換器および二次変換器の成長(水と風の利用/ 蒸気ボイラー、エンジン、タービン/ 内燃機関/ 原子炉と太陽電池/ 電灯とモーター)

【著者紹介】
バーツラフ・シュミル : カナダ・マニトバ大学特別名誉教授。カナダ王立協会(サイエンス・アカデミー)フェロー。エネルギー、環境、人口変動、食糧生産、技術革新の歴史、リスク評価、公共政策の分野で学際的な研究に従事。40冊以上の著書と500を超える研究論文を発表している。2010年、『フォーリン・ポリシー』誌の「世界の思想家トップ100」の1人に選出。2013年、ビル・ゲイツは自身のウェブサイトで、“バーツラフ・シュミルほど、その本を楽しみにしている作家はいない”と書いている

田中嘉成 : 農学博士(名古屋大学)。神奈川県立湘南高校卒、名古屋大学農学部卒。専門は進化生態学と量的遺伝学。マックギル大学特別研究員、横浜国立大学客員助教授、中央大学経済学教授を経て、2006年より国立環境研究所環境リスク研究センター室長。その間、化学物質の環境リスク評価手法に関する研究に携わった。2016年より上智大学地球環境学研究科教授

三輪ヒナタ : 立命館大学国際関係学部国際関係学科を卒業後、国家公務員に。その後、英会話教師、大手メーカーの通訳・翻訳業務を経て、2006年よりフリーランスとして活動。文芸翻訳のほか、これまでの経験を活かし、IT、法律、ビジネス、機械工学など、幅広い分野の産業翻訳を手掛ける。また、医療機関やJICAなどで通訳者として従事するかたわら、通訳案内士として年間500名前後の訪日外国人をアテンドしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アナクマ

    「あらゆるものの成長を進化論的観点および歴史的観点で長期的にとらえ、精密に定量化した現実を扱っている」というのがどうもちょっと分かりにくい。「自然界と社会での成長の軌跡に関して包括的な解析調査を提供する」ともあり、過去を知り未来を見通す資料になるもよう。ですが、知ってるはずの分野の記述も、図中の数字もなんか理解しにくい。これは壮大で意欲的な構想の草稿なのか、翻訳が難なのか。ビル・ゲイツばかりでなく私も著者の作品を楽しみにしているのですが、あまり楽しめずに残念無念。

  • くらーく

    『ビル・ゲイツが「バーツラフ・シュミルほど,その本を楽しみにしている作家はいない」』とあるけど、確かに興味深い話がたくさん。成長(と成熟)は、S字カーブを描くのは何となく分かる。そこにいろんな名前の関数があるのも知った。(個人的にはそんな小さな違いなんてと思うけど)。 ビル・ゲイツが云々で思い出されるのが、ゲイツ財団がアフリカの支援に鶏を飼う事を推奨していた話があったような。たぶん、P.354のブロイラーの記述あたりにインスパイアされているんだろうな。本当に豆知識の宝庫のような本だわ。

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