Books

進化の技法 転用と盗用と争いの40億年

ニール・シュービン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622090434
ISBN 10 : 4622090430
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

変身するサンショウウオ、頭に肢をもつハエ、気まぐれに変色するトウモロコシ。科学者達はそこに飛躍的な進化の原動力を見た。巧妙な進化のからくりを探る書。

目次 : 第1章 ダーウィンの5文字の言葉/ 第2章 発生学の胎動/ 第3章 ゲノムに宿るマエストロ/ 第4章 美しき怪物/ 第5章 進化というモノマネ師/ 第6章 私たちの内なる戦場/ 第7章 重りの仕込まれたサイコロ/ 第8章 生命のM&A

【著者紹介】
ニール・シュービン : 古生物学者。進化生物学者。ハーバード大学で博士号を取得。現在、シカゴ大学教授。動物の解剖学的な特徴がどのように進化したかについて研究している。グリーンランド、中国、カナダ、南極、北米やアフリカでフィールドワークを行う。魚類と陸棲動物の特徴を併せ持つ生物「ティクターリク・ロゼアエ(Tiktaalik roseae)」の発見者の1人として知られる

黒川耕大 : 翻訳家。金沢大学理学部地球学科卒業。同大学自然科学研究科生命・地球学専攻修了。ナショナルジオグラフィックチャンネルやディスカバリーチャンネルなどの科学番組の翻訳を数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やいっち

    ニール・シュービンの本は分かりやすく且つ面白い。『ヒトの中の魚、魚の中のヒト』(2008年)『あなたの中の宇宙』(2014年)に続いて三冊目。最初の著書で内容はもちろんだが、文章に惹きつけられた。これこそ欧米科学者の伝統のナチュラルヒストリーなんだろう。

  • やいっち

    ニール・シュービンの本は分かりやすく且つ面白い。『ヒトの中の魚、魚の中のヒト』(2008年)『あなたの中の宇宙』(2014年)に続いて三冊目。最初の著書で内容はもちろんだが、文章に惹きつけられた。これこそ欧米科学者の伝統のナチュラルヒストリーなんだろう。…僅か3年前に読んだ本書を再読。敢えて1週間を費やして楽しんだ。進化の研究に携わる多くの研究者らの人間ドラマも活写。巻末の参考文献も見逃せない。

  • 小太郎

    数ある進化論で疑問に思っていた事は漸進論(グールドの断続平衡説で否定されてますが)。いきなり目とか翼が出来るのは?だからその中間的な化石がある筈だというものですが目とか翼などに中間的な物は無いですよね。じゃあどうやって?それがこの本の言わんとする転用と盗用による進化の技法です。いみじくもダーウィンが言った「諸々の特徴の漸進的な変化には往々にして機能の変化が伴う」過去につくられた膨大な部品の再利用と新たな組み立てが飛躍的な進化の原動力だよ。これを遺伝子レベルから実際の色々な例を実証しています。成程!★4

  • やいっち

    ニール・シュービンの本は分かりやすく且つ面白い。『ヒトの中の魚、魚の中のヒト』(2008年)『あなたの中の宇宙』(2014年)に続いて三冊目。最初の著書で内容はもちろんだが、文章に惹きつけられた。これこそ欧米科学者の伝統のナチュラルヒストリーなんだろう。…僅か3年前に読んだ本書を再読。敢えて1週間を費やして楽しんだ。進化の研究に携わる多くの研究者らの人間ドラマも活写。巻末の参考文献も見逃せない。

  • 人生ゴルディアス

    もしも進化が遺伝子へのランダムな変異だけによるのなら、同時に数百の遺伝子が連携を取らねばならない各機能はいかにして発生しえたのか? 確率的にあり得なくないかという謎についての本。『進化の謎を数学で解く』では、調節遺伝子ネットワークをひとつの回路とみなし、ある表現型を維持したままどこまで回路をいじくれるかについて書かれていたが、結論は膨大な冗長性を持ち、なんなら別の表現型が出てくるまで連続性を持つ、というものだった。本書はその話について、進化生物学的なアプローチでほぼ同じ話をしてくれる。しかもわかりやすい!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items