Books

セーヌ川の書店主

ニーナ・ゲオルゲ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087734942
ISBN 10 : 4087734943
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人々に本を“処方”する書店主の船はパリを飛び出し、プロヴァンスを目指す。

あのひとの人生を見届けるため、そして自分の人生を取り戻すため——

世界150万人が涙した、哀しくも優しい、喪失と再生の物語


セーヌ川に浮かぶ船上で、悩める人々に本を“処方”する書店主ジャン・ペルデュ。
彼はある古い手紙をきっかけに、20年間治せなかった自らの心の傷を治す船出を決意する。
目指すはプロヴァンス、かつて愛した女性の故郷……
フランス各地の美しい川と町並みを舞台に、澱んでいた人生が少しずつ動き始める。
37か国で累計150万部突破の、世界的ベストセラー!
巻末におまけのプロヴァンス料理レシピ、『ジャン・ペルデュの〈文学処方箋〉』つき。

【著者略歴】
ニーナ・ゲオルゲ(NINA GERGE)
1973年ドイツ生まれ。作家、ジャーナリスト、コラムニスト。小説、ミステリー、ノンフィクションを含め27冊の本、および600以上の短編とコラムを執筆する。ドイツでロングセラーとなった本書は英題『The Little Paris Book Shop』としてニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー入りを果たしたほか、37か国で出版され、累計150万部を超える世界的ヒット作となった。現在も精力的に執筆活動を続け、ドイツ・ベルリンとフランス・ブルターニュの両方で暮らしている。

【訳者略歴】
遠山明子(とおやま・あきこ)
1956年神奈川県生まれ。上智大学大学院でドイツ文学を専攻。ドイツ文学翻訳家。訳書にキルステン・ボイエ『パパは専業主夫』(童話館出版)、ズザンネ・ゲルドム『霧の王』(東京創元社)、ケルスティン・ギア『時間旅行者の系譜』シリーズ(創元推理文庫)など多数。

※数字はすべて2018年5月時点のものです。


【著者紹介】
ニーナ・ゲオルゲ : 1973年ドイツ生まれ。作家、ジャーナリスト、コラムニスト。小説、ミステリー、ノンフィクションを含め27冊の本、および600以上の短編とコラムを執筆する。現在も精力的に執筆活動を続け、ドイツ・ベルリンと、フランス・ブルターニュの両方で暮らしている

遠山明子 : 1956年神奈川県生まれ。上智大学大学院でドイツ文学を専攻。ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゆのん

    泣けて、笑えて、また泣ける。ある男の愛と苦悩と再生の物語。こんなにも人は人を愛する事が出来るのか。男女間の愛だけでなく、友情や本に傾ける情熱、生きる事への愛着など、イキイキどした文章から思う存分に感じられる。辛い、苦しい、悲しい出来事も含めたからこその今がある。82

  • chantal(シャンタール)

    セーヌ川に浮かぶ「文学処方船」でその人に合った本、読むべき本を売っている店主のペルデュ。若い頃に別れた恋人を今でも忘れられずにいる。そんな彼が昔の恋人の真実を知り、新たな恋へ進むため、錨を上げて処方船で旅に出る。大人の童話のようでとても楽しく、やはり人生に本はなくてはならない物だと改めて思う。最後の「文学処方箋」がためになる。読んでみようと思う作品が沢山。しかーし!昔の恋人マノン。そんな勝手が許されていいのか?と言う部分だけが、ちょっとモヤモヤ😅

  • ケロリーヌ@ベルばら同盟

    あんまり哀しいから、あの日々ははちみつ色の結晶にして、ラベンダーの部屋に閉じ込めた。透明な鎧を纏って、訪れる人に本を処方する。夢や願望、抑圧された感情、心の襞を読み取って。魂のための紙の船、セーヌ川に舫う本の薬局は、一通の手紙によって船出した。21年ぶりの愛しい者の声に導かれて。新進作家、陽気なナポリ男、嘘をつけない女。折々に旅の仲間を増やして。次々に新しい言葉が生まれ、体内の星屑の存在に気付き、封印していた愛を解き放ち、現実に対峙する勇気を養う旅。魂の希望地を目指し、私もずっと一緒に川を漂っていたかった

  • mizuki

    セーヌ川に浮かぶ船上で、悩める人々に本を処方する書店主のジャン・ペルデュは、自身の心の傷と向き合う時が来た。21年前に離れていったマノン。彼女はなぜ?どこへ行ったのか?その謎を追いかけながら、船旅で出会う人々との交流で、ジャンはゆっくりと愛について考える。本好きさんはもちろんのこと。人生にW遅かったWと後悔している人、恋に悩んでいる人には特に読んでほしいです!ジャンが処方する本や、彼が出会った人々から必ず勇気をもらえます♡♡

  • ゆかーん

    「恋」というものは、どうして人の心を狂わせるのでしょう。20年以上の歳月を経ても、書店主を営むペルジュは遠い記憶の彼女が忘れられません。彼女を追い求めて旅に出たペルジュは、行く先々で人々に本を処方しながら旅を続けます。人には的確な処方ができるのに、自分の事となると全く分からなくなってしまうペルジュ…。私は女性なので、どうしても恋人のマノンの気持ちを考えるのですが、彼女の人生の選択もすごく難しい…。大好きなものが2つあった時、1つだけ選ぶならどんな選択をすべきなのか?せめて悲しい恋だけは避けたいものです…。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items