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ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く 下

ナオミ・クライン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000234948
ISBN 10 : 4000234943
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメリカとグローバル企業による「ショック療法」は世界に何をもたらしたのか…。アメリカの市場主義がどのように世界を支配したか、その神話を暴く。3.11以後の日本を考えるためにも必読の書。

【著者紹介】
ナオミ・クライン : 1970年、カナダ生まれのジャーナリスト、作家、活動家。デビュー作『ブランドなんか、いらない』が世界的ベストセラーとなり、一躍、反グローバリゼーションの語り部となる。『ニューヨーク・タイムズ』『ガーディアン』『ネーション』など、さまざまな媒体で記事を発表している。トロント在住

幾島幸子 : 翻訳家

村上由見子 : 著述家(表象文化、エスニック研究)。慶應義塾大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 幸猪

    【惨事便乗型資本主義からの脱却】復興事業を巨大ビジネスと捉える多国籍企業や、その利害に飛びつく投資家たちから逃れるために、惨事を受けた国が転換する新たなイデオロギーは・・・。経済学者ミルトン・フリードマンの死後、市場原理主義に強硬に反対する勢力が現れる。地政学的平和があり、経済的民主主義と社会主義を合体させたような国家の実現。今現在の世界情勢がこういう方向に進んでいるのでは?と思う部分もある。発刊された10年前に読んでおけばよかったという感想もあり。

  • さら

    政治と経済は密接に結びついているけれど、こうも政治家が私利私欲に走る姿を見せつけられるとショックです。お金で安心も安全も長寿も叶うと思っている人が政治家である国はどうなっていくのでしょう。そして、災害やテロ、戦争でさえ金儲けのチャンスになっていくことにモヤモヤします。

  • 原玉幸子

    例えば、自分が見て来たアジアを初め、欧州、中国、ロシア、アフリカ、インド、南米、米国、日本其々で時空のずれはあったとしても、社会学で語れる「発展途上国モデル」というものがあり、同じく資本主義の変遷にグローバリゼーションを組合せ、通貨切下げ競争他の経済学をちょいちょいと足せば、あらあら、世の中は何となく包括的に著述出来るのではとの予感が、間違っていたことになります。宗教は哲学に包含されてしまうので、哲学最強説は崩壊。勉強不足の自分を叱咤する良い刺激本でした。(◎2024年・冬)

  • kochi

    国際社会の政治と経済の中での新自由主義の負の面を強調することで、圧倒的な印象を残した本書だが、ジャーナリズムの限界も示しているような気がする。個人の経験を取り上げることも重要だし、文学的価値はむしろそこにあると思うのだが、本書ではロシアや中国での格差は語られるが、生の声が聞こえてくるわけではなく、そのため、限界と感じるのかも。コロナ禍で、データをエビデンスとして、相関関係、因果関係云々と殴り合いしている人々を見たことや、様々な陰謀論の洗礼を受けた昨今の状況では、慎重にならざるを得ないのではと思う。

  • Francis

    12年ぶりの再読。この本は原著は2007年出版にもかかわらず日本語訳が出たのは2011年。トマ・ピケティ先生のご著書とその辺りの事情は似てる。本の内容は一回目の時の感想と変わらず。あらためて読むとイラクでのアメリカのやったことは本当にひどい。この後シリア、イラクでイスラム国が擡頭したのもうなづける。現在進行中のイスラエルのガザ侵略はすでにこの頃萌芽があった事が読み直して理解できる。惨事便乗型資本主義のもたらした被害を逆手にとって擡頭したのがドナルド・トランプら商業右翼であることは言うまでもない。

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