Product Details
ISBN 10 : 4772414509
Content Description
本書は、英国の小児科医、児童分析の大家ウィニコットによる、ピグルというニックネームをもつガブリエルという少女の2歳半から5歳2カ月までの16回にわたる心理療法の記録の全貌である。邦訳は長らく絶版状態であったがこの度待望の新訳版登場となった。ウィニコット晩年の著作である本書は、子どもの情緒発達理論に関する完成された心理療法論を理解するための格好の素材であるといえる。わが国のウィニコット研究の第一人者である北山修による書き下ろし「まえがきとして―ウィニコットの創造性」を収録。
目次 : 患者、ピグルについて/ 1回目のコンサルテーション―1964年2月3日/ 2回目のコンサルテーション―1964年3月11日/ 3回目のコンサルテーション―1964年4月10日/ 4回目のコンサルテーション―1964年5月26日/ 5回目のコンサルテーション―1964年6月9日/ 6回目のコンサルテーション―1964年7月7日/ 7回目のコンサルテーション―1964年10月10日/ 8回目のコンサルテーション―1964年12月1日/ 9回目のコンサルテーション―1965年1月29日/ 10回目のコンサルテーション―1965年3月23日/ 11回目のコンサルテーション―1965年6月16日/ 12回目のコンサルテーション―1965年10月8日/ 13回目のコンサルテーション―1965年11月23日/ 14回目のコンサルテーション―1966年3月18日/ 15回目のコンサルテーション―1966年8月3日/ 16回目のコンサルテーション―1966年10月28日
【著者紹介】
妙木浩之 : 1987年、上智大学文学院博士課程満期退学。佐賀医科大学助教授を経て、東京国際大学人間社会学部・大学院臨床心理学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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