Product Details
ISBN 10 : 462108917X
Content Description
「すべての物質は土、空気、水、火の組合せでできている」「物質が燃えるときにはフロギストンが放出される」「空間にはエーテルという物質が満ちており、光はそこを伝わっている」これらは、過去の研究者が考えていた、物質や光についての理論です。現代のわたしたちからするとどれも見当はずれな理論に思えますが、それもそのはず。なにしろ、物質の性質を決める元素の正体は、あまりにも小さく姿が見えない原子なのですから。そんな見えない相手のことを知るために、人類は試行錯誤を重ねてきたのです。そして、多くの「見当はずれのような理論」を積み重ね検証を続けた結果、徐々にその性質が明らかになってきました。本書では、そのような、人類が物質の正体に迫っていった歴史をたどります。
目次 : 先史時代から西暦1世紀(石器時代の化学/ 天然の純物質 ほか)/ 暗黒時代から中世(黒魔術:錬金術の誕生/ 秘密の知識:ジャービルの暗号 ほか)/ 啓蒙時代(地磁気/ フランシス・ベーコンの新たな手法 ほか)/ 19世紀:科学の黄金時代(拡散する気体/ よみがえる原子論 ほか)/ 近代(キュリー夫妻/ 物質の変換 ほか)
【著者紹介】
トム・ジャクソン : 英国で活躍するサイエンスライター。ブリストル大学で動物学を学び動物園で働いた後、ジンバブエやベトナムで自然保護活動を行う。20年にわたって、メキシコオオサンショウウオからゾロアスター教にいたる幅広いテーマで一般向けの啓蒙書を執筆。科学、自然誌関係だけで40冊以上の本をまとめている。現在もブリストル在住
大森充香 : フリーランス翻訳家。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校メディカルテクノロジー科卒業後、国内製薬会社研究員を経て、バベル翻訳大学院テクニカル&サイエンティフィック翻訳科修了。翻訳修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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takao
読了日:2020/01/25
Mimi Ichinohe
読了日:2017/06/18
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