ディアーヌ・デュクレ

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独裁者たちの最期の日々 下

ディアーヌ・デュクレ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053780
ISBN 10 : 456205378X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は、世界に惨禍をまきおこしたおもな独裁者たちの最期の日々にはじめて焦点をあて、史実を追いながらその今日的意味を問いかけている。信頼できる資料に裏づけられた臨場感あふれる24章はいずれも、多くの新たな事実を掘り起こした有意義なルポルタージュにもとづいている。これらの独裁者たちの肖像は、殺戮、陰謀、クーデター、革命がくりかえされた残虐きわまりない半世紀の歴史そのものだ。秩序と繁栄の希望を餌に、民をあざむきつづけた体制の姿でもある。

目次 : イディ・アミン・ダダ、黒い卑劣漢の破滅/ ティトーの長い夜/ あの世に駆りたてられたブレジネフ/ 見すてられたマルコス/ 「至高の存在」ストロエスネル最期の静かな日々/ チャウシェスク夫妻の血塗られたクリスマス/ セックスとドラッグとノリエガ/ モブツ、「大ヒョウ」の敗走/ サダム・フセイン、「最後の決戦」/ ベン・アリーの退散/ カダフィ、迷えるベドウィンの浮かれたパレード/ 金正日、親の七光り

【著者紹介】
ディアンヌ・デュクレ : ソルボンヌで哲学修士号取得。テレビの文化ドキュメンタリー作品の制作にたずさわり、歴史番組で司会者をつとめる

エマニュエル・エシュト : レクスプレス書籍部編集長

清水珠代 : 1962年京都市生まれ。1985年上智大学文学部フランス文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    いやあこの表紙のフセインの太々しい顔。でも最後は処刑されちゃうんですね。えっこの人が独裁者?という意外な選択も。「スコットランド最後の王」はフォレスト・ウィテカーがアカデミー主演男優賞を取った役。

  • メタボン

    ☆☆☆ 独裁者の最期は大体悲惨なものとなる。私腹を肥やしたり粛清したり虐殺をしたりなどの悪行三昧の当然の帰結だろう。知らなかったが興味を持った独裁者、パラグアイのストロエスネル、ザイールのモブツ、チュニジアのベン・アリー。

  • 全ての独裁者は国民に一度は熱狂的に支持され、そして国民は被害者感情をむきだしにすぐに忘れ去る。しかしフセインは独裁者だったろうけど、あれは白人社会から見て邪魔だったのがでかいよなあとは思う。スターリンよりもスターリン的だったティトーが四か月かけて死に、ユーゴが崩壊していく流れ。チャウシェスクの最期は子どもの頃、テレビで最近の元首相の死と同じくらい何度も見た記憶がある。下水管から引きずり出され、リンチされて死んだカダフィ。…ラストの〆が平穏無事にでっぷりと亡くなった北の先代だったのはなんでなんだろな。

  • funuu

    ブルジネフの兄弟がブルジネフに、共産主義が実現する日はほんとうに来るのかとたずねた。ブルジネフは大笑いして答えた。「冗談だろう、ヤーシャ。共産主義だと、まさか!皇帝を殺し、教会を全部壊したら、国民は思想にすがるしかないじゃないか」冷笑的で強欲、えてして好色な老人たちがもてあそぶ。庶民のための阿片なのだ。これが、パリ コミューンが掲げた理想のなれの果てだった。核を握った金正恩は何を破壊しどのような死に直面するのか?「死」は何人にも訪れる。

  • ブラックジャケット

    この本には24人の独裁者の最期が描かれる。スケール、悲劇性において差があるのも事実。ルーマニアのチャウシェスク、リビアのカダフィなどの末路は悲惨そのもの。裁判で言いたいことが言えたフセインはまだ良かったのではないか。アジアからはマルコス大統領、金正日が選ばれたが、すでに三代目に移行した北朝鮮は、成功した部類ではないか。現在のロシアにはブレジネフ時代を懐かしむ空気があるという。下々も勝手なもの。書き手が22人の歴史家やジャーナリストで構成されていて、今ひとつ深みに欠ける気もする。駆け足の叙述が目立つ。

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